西日本最大手のひごペットフレンドリー、明石に大型店をオープン 約350坪の売場でペット関連商品1万点を展開
国内のペット関連総市場規模は2023年度に1兆8,629億円と前年度比4.5％増を記録し、2024年度には1兆9,026億円規模への成長が見込まれている。この市場拡大の背景には、原材料費や物流関連費の高騰に伴う値上げの影響があるものの、ペットオーナーの健康意識の高まりによって、プレミアムフードをはじめとする高付加価値商品への需要が拡大していることが挙げられる。特に、国産フードや自然派素材、無添加を訴求した商品が好調な推移を見せており、ペットの健康維持や安心・安全への意識の高まりが顕著となっている。
このような市場環境のなか、西日本エリアを代表するペットショップチェーンの株式会社ひごペットフレンドリーは、12月6日、兵庫県明石市のイトーヨーカドー明石3階に大型店舗をオープンする。同店は約350坪の売場面積を誇り、ペットフードや用品を約1万点取り揃える同社最大級の店舗となる。
新店舗は、約20年間営業していたコジマ明石店の跡地を大幅に拡張してリニューアルするもの。「～海に囲まれた島々を周遊しよう～ HIGO Islands tour」をコンセプトに、瀬戸内海の島々をイメージした店内で、多様なペットとの出会いを提供する。山陽電鉄本線西二見駅から徒歩3分、第二神明道路明石西ICから車で約8分という好立地で、1,585台収容の無料駐車場を完備している。
同社は1974年の創業以来、西日本エリアを中心に店舗展開を進め、現在44店舗を展開する業界の老舗企業。大阪を中心に、兵庫、奈良、京都、和歌山、愛知、四国4県、広島、鳥取、島根、福岡と、西日本における有力なペットショップチェーンとして成長を続けている。
新店舗では、高まるペットの健康志向に対応し、犬猫用品を中心とした豊富な品揃えを実現。さらに、トリミングサロンやペットホテルも併設し、総合的なペットケアサービスを提供する。また、ペット同伴で利用できる「HIGO CAFE」を設置し、くつろぎの空間も用意。ペットウェアの試着コーナーなど、実店舗ならではのサービスも充実させている。
現在のペット市場では、特に猫関連市場への期待が高まっており、小売各社も猫関連売場の拡大を進めている。新店舗においても、この市場トレンドに合わせた商品構成と売場展開を行い、多様化するペットオーナーのニーズに応える。以下、株式会社ひごペットフレンドリーのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
【店舗概要】
店名：ひごペットフレンドリー イトーヨーカドー明石店
所在地：〒674-0095 兵庫県明石市二見町西二見駅前1丁目18番地イトーヨーカドー明石3F
TEL：078-949-0650
営業時間：10:00～20:00
定休日：年中無休
