街を変える条件
いろいろなデベロッパーがお膝元に商業施設を開発して街を変えていく!と表明していろいろな取組をなされていますが、実際問題それが成功するかどうかの鍵はたった一つ。デベロッパーに事業をドライブする人がいるか?ドライブする人に触発されてチームが動いているのか?にかぎります。
どんなにコストを掛けて、どんなに外部の著名なデザイナーを入れても成功しないときは成功しないものでして、意外と成功するのが外部の著名な◎◎を使わず自社のスタッフが熱い思いで望んだときに状況は大きく変わることがあります。今回ご紹介するのは平和不動産株式会社が手掛ける日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトのKABUTO ONEの飲食店舗一挙3店舗誘致のニュース。
経済条件やサポート面だけではなし得なかったことを実施されているように思われます。おそらく、日本橋兜町を変えたい、その起爆剤になってほしいという気持ち、一緒に変えてほしいという気持ちが全面に溢れたリーシングをなされたのでは無いでしょうか?というのもOPENがこのタイミングということはコロナ真っ只中でリーシングをされていたことになります。行き先が不透明な時期に気持ちで乗り切ったリーシングは成功してほしいと本当に思います。以下、平和不動産株式会社のプレスリリースより画像と店舗概要を引用。
■新店舗概要
・KABEAT(カビート) 業態:オールデイ・ダイニング(計6業態)、約200坪、約220席
・KNAG(ナグ) 業態:コミュニティカフェ、約51坪、約30席
・HOPPERS(ホッパーズ) 業態:モダンスリランカレストラン、約16坪、約20席