米国で進む古着ブーム:日本の『古着屋RushOut』も新店舗オープンで拡大戦略を展開
近年、米国で古着市場が大規模な拡大を遂げており、特に若者世代では大ブームとなっています。オンライン服販売企業、スレッドアップが2021年に発表したレポートによれば、2027年までに世界の中古市場は3500億ドルに達し、その規模がほぼ倍増すると予想されています。この市場は全体のアパレル市場よりも平均で3倍の速さで拡大すると見込まれており、特に米国の中古市場は2027年には700億ドルへと成長すると予測されています。
この興味深い動向は、経済的不確実性の中でも、米国の消費者が中古アパレルを歓迎し続けていることを示しています。2022年には消費者の52%が中古アパレルを購入し、75%が中古アパレルの購入を検討していると報告されました。Z世代では、83%が中古アパレルの購入を検討しており、過去12か月間に購入されたアパレルアイテムの3分の1が中古品であったというデータが示されています。
米国のオンライン再販市場は、最も急成長しているセクターとして注目されており、2027年には380億ドルに達すると予想されています。この分野は今後5年間で年平均21%の成長が見込まれ、特にZ世代がオンラインでの再販成長を推進しています。
一方で、日本でも古着市場は元気で、『古着屋RushOut』が新たにららぽーと甲子園に店舗をオープンすることが発表されました。岡山県岡山市を本拠地とするこの古着店は、2023年9月9日にその新しい店舗をオープンします。これで、全国展開している『古着屋RushOut』の実店舗は10店舗目となります。
SSY株式会社が運営するこの新店舗は、直接アメリカから仕入れた品質の高い古着を手頃な価格で提供するとしています。取り扱う商品ジャンルは、人気ブランドが目白押しで、商品を極力低価格で提供する方針が示されています。
関西地区での店舗拡大を積極的に進める『古着屋RushOut』は、今回、多くのファミリー層やZ世代が賑わう西宮市に新しい店舗を開設します。ららぽーと甲子園はファミリー層やZ世代から非常に人気があり、今秋にはさらなるリニューアルが予定されています。
この新しい店舗はファミリー層とZ世代をターゲットとし、友人とのショッピングや一人での訪問でも楽しめる空間を提供する計画です。SSY株式会社は、新店舗でお客様が宝探しのような感覚で一着を見つける楽しい時間を提供できると期待しています。
この記事はSSY株式会社のプレスリリースから店舗の詳細と画像を引用。
ショップ名:古着屋RushOut ららぽーと甲子園店
住所:兵庫県西宮市甲子園八番町1-100 三井ショッピングパーク ららぽーと甲子園 1F
アクセス:阪神電車「甲子園駅」[東改札口]より徒歩5分
営業時間:110:00~20:00 210:00~21:00
定休日:なし