空席もWEBで把握できる仕組みをマルイが導入
上野のマルイで空席をレストランフロアに行かなくてもわかるシステムを導入。丸井グループのエイムクリエイツとマルイそして今回のシステムを開発した株式会社バカンの三社であらたに取り組む取り組み。今回のこの取組は飲食ゾーンにあらたな光を照らすとともに、セールの混雑情報や駐車場の混雑情報など汎用性の高い仕組みづくりなのではないかと思います。この仕組をうまく使いより店舗に人をあつめることに成功した上野マルイがみてみたいと思います。今後の三社の取り組みに注目です。以下、株式会社丸井グループのプレスリリースより抜粋。
レストランの混雑状況が一目でわかる!空席情報提供サービスを上野マルイで開始
株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩)は、株式会社バカン(本社:東京都新宿区、代表取締役:河野 剛進、以下、バカン)と共同で、3月21日(木)より、上野マルイにてAIを活用したレストランの空席情報を館内のデジタルサイネージおよび、専用ウェブサイトで配信するサービスを開始します。■ わざわざ9Fまで行ったのに・・・
上野マルイのレストランフロアでは、これまで混雑状況や空席情報を事前に確認することができず、混雑時にわざわざ9Fまでお越しいただいたお客さまをお待たせしてしまう。あるいは、入店を断念させてしまうという状況がありました。
■ リアルタイムでレストランの空席情報を提供
今回、バカンが提供する空席情報プラットフォーム「VACAN」を上野マルイに導入。各レストランの天井に小型カメラを取り付け、テーブルや待ち列の状況を撮影し、AIを利用して画像データから混雑状況を割り出します。
混雑状況のデータは、空席情報として、リアルタイムに館内のデジタルサイネージへ一覧表示するとともに、専用ウェブサイト上でも配信。スマートフォンなどからもご確認いただけます。
これにより、9Fのレストランフロアまで行かなくても、混雑状況を確認できるので、お客さまに「行ってみたけどダメだった」という思いをさせない「スマートなレストランフロア」となります。■ エイムクリエイツのデジタルコミュニケーション
空席情報を表示するデジタルサイネージは、丸井グループの空間プロデュース・商業・広告事業会社である株式会社エイムクリエイツが提供します。
エイムクリエイツは、当社グループの小売店舗「マルイ」「モディ」で培ったノウハウを活かし、さまざまな商業・集客施設の設計施工、プランニング、販促・宣伝、運営をトータルでご提案。お客さまに喜んでいただける施設づくりを推進しています。その中でも、デジタルサイネージをはじめとするデジタルコミュニケーションがご好評をいただいております。
今後は、空席情報だけでなくエイムクリエイツが提供しているテナント投稿システム(※)と連携した、飲食以外のテナントや施設の広告やキャンペーン情報などもリアルタイムで表示させていく予定です。(※)「テナント投稿システム」
テナントスタッフや施設管理者がどこからでもコンテンツを入力でき、ウェブサイトやデジタルサイネージ、AIコンシェルジュなど、さまざまなデバイスに自動表示できるコンテンツマネジメントシステム