福島のフルーツ王が横浜に出店
老舗企業が爆発的な成長を遂げる瞬間というものがある。今回ご紹介する新店は青木フルーツホールディングス株式会社がフルーツピークスを神奈川県初出店で横浜駅直結の横浜ポルタに出店するというもの。その青木フルーツホールディングス株式会社についてまずは言及する。同社は1924年、現社長の青木信博氏の祖父である青木松吉氏によって創業。創業期には台湾に義理の弟を派遣し、バナナを直接仕入れ郡山駅前にバナナ問屋の青木商店を開業。そこから卸売と小売を分けたりしつつ、2000年前後に転機を迎える。
2000年に小売店舗内にメロンセラーを設置、2年後に郡山地元の百貨店うすい百貨店にフルーツジュース専門店を開業。そこから様々な業態を開発し全国展開していくことになる。フルーツタルト専門店の開始、などを経ていきながら同社の看板事業である果汁工房 果琳を全国展開していった。タルト事業は店名を変更しながら現在はフルーツピークスという店名で展開している。現在は日本だけではなく海外でも店舗展開を行っている。
果汁工房 果琳などのフルーツジュース業態では複数の屋号を持つものの、基本的なメニューは同じでジュース以外にもスムージーなども提供している。フルーツピークスは東北、北関東、東京と埼玉を中心に展開しているフルーツタルト専門店業態で店内にカフェ併設している業態となっている。今回の横浜ポルタの店舗もカフェスペースが併設され62席の巨大なカフェが誕生するとのこと。フルーツピークスとなって16店舗目となる今回の横浜ポルタ店は神奈川発でもあり、同時に首都圏ではじめてのカフェ店舗出店となる。
横浜駅はカフェの需要が高いために浜っ子に愛される店舗となるのではないかと思いつつ、果汁工房 果琳以外の看板ブランドとしてフルーツピークスが全国的に認知を得るためには大切な出典になっていくのではないかと思われる。今回の横浜ポルタでの活躍がどうなっていくのか継続的に見ていきたいと思う。以下、青木フルーツホールディングス株式会社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗概要
店名:フルーツピークス 横浜ポルタ店
開業日:3月上旬
住所:〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島2-16 横浜ポルタB1F
営業時間:10:00~21:00
※営業時間が変更になる場合がございます。詳しくはポルタホームページをご確認ください。
形態:テイクアウト、イートイン(カフェ併設)
店舗面積:約200㎡
店内席数:62席
定休日:施設に準ずる