神戸阪急がファミリー売場を強化 DADWAYが専門性を拡張し新ショップを開業
神戸三宮エリアにおいてファミリー向け売場の再編が進むなか、神戸阪急に新たな専門性を備えた育児用品セレクトショップが加わった。ダッドウェイが11月14日に開業した「DADWAY 神戸阪急店」は、これまで同館でベビーカーコーナーの運営を担ってきた実績を背景に、正式な専用ショップとしての展開へ移行した店舗である。これまで培ってきた専門知識と顧客との信頼関係を基盤に、百貨店内でのファミリー領域強化に寄与する出店となった。
神戸阪急が位置する三宮駅周辺は、上質志向のファミリー層が集積するエリアであり、育児関連カテゴリーにおいても、品質・機能性・デザイン性を重視した購買行動が根強い。こうした環境において、海外ブランドの正規代理店として国内外のアイテムを展開するダッドウェイの店舗は、百貨店のファミリーゾーンにおける“専門提案型ショップ”としての役割が期待される。特にErgobabyをはじめとする抱っこひもや、海外ハイエンドベビーカー、さらにおくるみやおもちゃなどギフト需要の高いアイテムは、百貨店顧客との親和性が高く、目的性のある来店を促す存在である。
今回の神戸阪急店では、ダッドウェイがこれまでベビーカー売場で積み上げてきた接客品質がそのまま店舗全体へと拡張される。スタッフによるきめ細やかなフィッティング提案やライフスタイルに合わせたアイテム選びのサポートは、初めての育児を迎える層にとって安心感につながり、百貨店としての信頼性向上にも資する。また、ギフト選びを目的とした祖父母や友人層、ママ友同士での来店など、多様な動機で訪れる顧客層に対応できる点も特徴である。育児用品・ギフト双方の領域を扱うことで、ファミリーの成長ステージに沿った継続的な関係構築を可能とする。
さらに、同店では季節やトレンドに応じて注目ブランドを順次展開し、神戸阪急の売場構成に新しい動きと話題性をもたらす。なかでも『nuna』の限定コレクションを紹介する取り組みは、百貨店の編集性と専門店の提案力を掛け合わせた売場づくりを象徴するものといえる。ブランドの世界観を体験できる構成は、商業施設内におけるカテゴリーの深化を後押しし、来館動機の強化にもつながる。
神戸阪急におけるベビー・キッズ売場は、上質さと実用性を求める顧客が多いエリア特性を背景に、専門性を持つテナントの価値が高まりやすい。ダッドウェイの出店は、百貨店がファミリー領域の接客サービスを重視する流れとも整合しており、今後の売場再編における一つの指標となり得る。国内外ブランドのセレクト性、専門スタッフによるサポート、そしてこれまで築いた顧客との信頼関係。この三要素を軸にしたショップが館内で存在感を高めることで、ファミリー層に対する百貨店の提供価値が一段と厚みを増すだろう。以下、同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
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店舗概要
店舗名 :DADWAY 神戸阪急
所在地 :〒651-8511 兵庫県神戸市中央区小野柄通8-1−8 神戸阪急本館5階
アクセス:阪神「神戸三宮」駅から徒歩約3分
JR「三ノ宮」駅、阪急「神戸三宮」駅から徒歩約5分
神戸市営地下鉄「三宮」駅から徒歩約7分
営業時間:10:00–20:00(休館日・営業時間は商業施設に準ずる)
電話番号: 078-200-7575
販売商品:抱っこひも、ベビーカー、おくるみ、おもちゃなど
取り扱いブランド:Ergobaby、CYBEX、nuna、bugaboo、aden + anais、D by DADWAY 他







