渋谷のランドマークがリニューアルへ
ファッショコミュニティ109が昭和54年(1979年)に開業し、道玄坂下の商業を活性化していき、平成元年の1989年にSHIBUYA109に名称変更。平成初期から渋谷の商業のランドマークとして渋谷の若者文化を牽引したファッションビルがSHIBUYA109。カリスマ店員などのキーワードを生み出したりと何かと話題で、一時期は坪効率平均で125万で最も販売していた店舗は300万〜400万売り上げていたモンスターのような商業施設でした。平成が終わることを受け、40周年ということもあり、この度SHIBUYA109は大規模リニューアルを行うとのことです。
リニューアルではどうやら食やエンタメのゾーンを大きく変更するとのこと。丸井にみられるようなものを売るのではなく、ここに来ないと体験ができない何を提供する方向でリニューアルの方針はまとまったようです。現在、SHIBUYA109は株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営しておりその名の通りでエンタテイメントにあふれる館を創出していくとのこと。次の40年をその方針がどのように描いていくのか?興味深いところです。今後のSHIBUYA109から目が離せません。以下、株式会社SHIBUYA109エンタテイメントのプレスリリースより抜粋。
SHIBUYA109「40周年プロジェクト」をスタート/新しい元号と共に、SHIBUYA109が生まれ変わります
“シリンダー”に設置された新ロゴマークのお披露目は2019年4月28日!2019年、大幅リニューアルなどのイメージチェンジを計画株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、社長:木村 知郎)が運営するSHIBUYA109(東京・渋谷区)は、2019年4月28日に開業40周年を迎えます。平成から新しい元号へと変わる中、SHIBUYA109も40周年を機にこれまでの感謝の気持ちを込め、“ReBORN(リボーン)”をテーマに「40周年プロジェクト」として様々な企画を行います。その一環として、「食」や「エンタメ」ゾーンの設置など大幅リニューアルを行うことを決定。様々な企画内容は後日発表します。是非ご期待ください。
SHIBUYA109「40周年プロジェクト」概要
実施時期:2019年4月より順次開催
場所:SHIBUYA109(東京都渋谷区道玄坂2-29-1)
主な概要
(1)SHIBUYA109、2019年4月28日に新ロゴマークで“ReBORN(リボーン)”
(2)・SHIBUYA109が大規模な“ReBORN(リボーン)”、コンセプトは“SHIBUYA109LAND”
・“SHIBUYA109LAND”実現に向け、共用部リニューアルをスタート/クリエイティブディレクターは、フォトジェニックな世界観で高い支持を得る、五十嵐LINDA渉SHIBUYA109「40周年プロジェクト」詳細
《40周年プロジェクト 実施の背景》
SHIBUYA109は1979年に誕生、1990年代後半よりヤングファッションの聖地として、その時代ごとに多くの若者から支持を頂いてきました。しかし時代や環境の急激な変化に伴い、今こそこれまでに築いてきた地位やあり方を柔軟に変化させ、更に進化すべきタイミングにいると考えています。私たちが掲げる企業理念は「Making You SHINE!」(新しい世代の「今」を輝かせ、その夢や願いを叶える)。この企業理念の下、株式会社SHIBUYA109エンタテイメントの設立(2017年4月)、109MEN’SからMAGNET by SHIBUYA109への大規模リニューアル(2018年4月)、SHIBUYA109新ロゴマークの発表(2018年7月)など様々な施策を行ってきました。2019年、開業40周年を迎えるSHIBUYA109は「Making You SHINE!」のさらなる実現に向け、大きく進化すべく計画、「40周年プロジェクト」と銘打ち様々な企画を展開していきます。
プロジェクトのテーマは“ReBORN(リボーン)”。
今までのあり方やブランドイメージの再興ではなく、新しいSHIBUYA109として生まれ変わります。
■SHIBUYA109、2019年4月28日に新ロゴマークで“ReBORN(リボーン)”
2018年4月にSHIBUYA109ロゴマークの刷新について発表、その後2018年7月には一般公募案から選ばれた新ロゴマークをお披露目しました。
2019年4月、9,537件から選ばれた新ロゴマークをSHIBUYA109のシリンダー(SHIBUYA109の搭屋通称)を始めとする施設各箇所へ設置します。
それに先駆け、40年弱親しまれてきた現在のロゴマークは2019年2月中旬より取り外しに向けた工事を開始。 2019年2月から4月の期間中、工事の様子を一部公開することで、現在のロゴマークから新ロゴマークへ、少しずつ変わっていく様子を多くの方にご覧頂けます。(施工詳細スケジュールは未定)
なお、SHIBUYA109新ロゴマーク設置の正式なお披露目は、SHIBUYA109の誕生日である2019年4月28日を予定。日本が新しい元号へと生まれ変わろうとする中、SHIBUYA109も“ReBORN(リボーン)”していきます。
SHIBUYA109が大幅リニューアル、コンセプトは“SHIBUYA109LAND”
SHIBUYA109は、時代や環境の急激な変化に対応し、ターゲットとするaround20(20歳前後)の女性から、より魅力的だと感じてもらうことのできる施設へと進化します。そして国内だけでなく世界へ発信すべく、SHIBUYA109は“ReBORN(リボーン)” します。
コンセプトは“SHIBUYA109LAND”。商業施設に留まらないテーマパーク性を高めます。お客様がSHIBUYA109を目指してワクワクドキドキしながら家を出て、SHIBUYA109でしか味わえない体験・感動を得て、目を輝かせながら帰路につく、そのような場所でありたいと考えます。
これらのコンセプトを体現するため、私たちが大切にするのは「SHIBUYA109での驚き、感動」「SHIBUYA109だけの経験」「若者の夢が叶う場所」。
around20の需要に即した新たな事業展開を進めるべく、2019年は“食”や“エンタメ”などのゾーンを設置、さらに様々なコラボレーションを行うことで、新たなSHIBUYA109の価値創造を図ります。
“SHIBUYA109LAND“の詳細は後日発表します。是非、ご期待下さい。■“SHIBUYA109LAND”実現に向け、共用部リニューアルをスタート。クリエイティブディレクターは、フォトジェニックな世界観で高い支持を得る、五十嵐LINDA渉
“SHIBUYA109LAND”を体現するべく、施設内共用部のリニューアルを2018年末よりスタートしました。
デザインコンセプトは「Meet&Greet」。“SHIBUYA109LAND”に広がるリアルクローゼットを実現すべく、環境設計及び内装デザインに関するクリエイティブディレクターとして、フォトジェニックな世界観でSNSネイティブ世代から高い支持を得る五十嵐LINDA渉さんを起用しました。これまでTOKYO GIRLS COLLECTION 2019 SPRING/SUMMERのキービジュアル製作、株式会社サンリオとのコラボレーション、また数多くのポップアップショップをキュートなクリエイティビティでヒットに導いてきた五十嵐さんと、新しいSHIBUYA109に出逢える環境作りを進めています。
完成は2019年中を予定。随時変わっていくSHIBUYA109施設内のデザインにご注目下さい。