海外展開を加速させるサービス業態・飲食業態
2020年は東京五輪で海外からたくさんのお客様がくる!と商業施設もその準備を着々と進められているところも多いです。しかし、その反面2020を超えてその先を見据えると日本の人口は減少する一方でもあります。そこに1企業が何か出来るということはありません。根本的な選択としては、需要を見据えて営業規模を縮小するか?もしくは人口が多い国で展開をするか?の2択しかありません。
ここ数年サービス業を中心に海外展開を始めている企業も増えています。今回のニュースはなんと高級レストランのうかい亭が台湾に海外一号店を出店するというものです。もちろんうかい亭ですので、どこにでも出せる業態ではありません。うかい亭の業態を考えると、ある程度の所得水準を満たし、文化水準を満たしたところへの出店となりますと海外でもホテルへの出店が一番望ましいと思われましたが、しっかりとホテルへの出店となっています。
全てのサービス業が海外展開が出来るというわけではないと思われます。ただ、日本の食は世界的に注目されています。飲食サービス、サービスの業態の企業の方はこのチャンス逃さずしっかり他社事例を見て自社の海外展開も見据えてみてはいいのではないでしょうか?
以下、株式会社うかいのプレスリリースより抜粋。
うかいグループ海外第1号店 台湾に2017年11月5日(日)待望のグランドオープン!「うかい亭 高雄」(鉄板料理&グリル料理) ホテル「シルクスクラブ(晶英國際行館)」にて
東京・神奈川にレストランを展開する株式会社うかい(本社:東京都八王子市 代表取締役社長:大工原正伸 以下「うかい」)は、台湾・高雄のホテル「シルクスクラブ」(御盟集團(ユイモングループ) 本社:台湾高雄市)内に、海外1号店となる「うかい亭 高雄(カオシュン)」を2017年11月5日(日)にグランドオープンします。
台湾南部に位置する高雄は、有数の港町として栄えた台湾第2の都市です。近年では観光文化都市として注目され、来訪客の飛躍的増加が期待されています。「うかい亭 高雄」は、新しく開業したホテル「シルクスクラブ」の2階と3階にあり、ホテル唯一のメインダイニングとしての役割も担っております。いずれのフロアも、臨場感あふれるオープンキッチンを配しました。2階では鉄板料理、3階ではグリル料理をお楽しみください。
「うかい亭 高雄」の立ち上げを担うのは、うかいの執行役員 兼 洋食事業部 総料理長の笹野雄一郎。総料理長には、「グリルうかい 丸の内店」で料理長を務めた渡邊敦司が就任。厳選した旬の食材と現地台湾の食材、日本の店舗で培ってきた技術、そしておもてなしの心が融合した、「うかい亭 高雄」でしか味わうことができない美味をご堪能ください。
店舗概要
■名称:うかい亭 高雄 (ウカイテイ カオシュン)
■業態:飲食業
■住所:高雄市前鎮區中山二路199號 シルクスクラブ高雄 2 階/3 階
■営業時間:ランチ 12:00~15:00(13:30L.O.) ディナー 17:30~22:00(20:30L.O.)
※2階 アフタヌーンティー 15:00~18:00 獺祭バー 12:00~24:00
■席数:2階 鉄板料理:39席/3階 グリル料理:58席
■開店日:2017年11月5日(日) ※グランドオープン