沖縄料理 なんくるないさー仙台店:東北初出店で沖縄の多層的な魅力を紹介
ここ数年毎年息子とふたり旅で沖縄に旅行にいっています。沖縄の魅力は色々ありますが、本州では食べられない食材を食べられることが魅力の一つでもあります。前回の旅行ではイラブチャーという青い魚を焼いて食べさせていただき大変おいしかったことを覚えております。沖縄の料理は素材だけではなくその調理方法も独特で多くの観光客を魅了し続けています。
琉球料理は沖縄特有の食文化を象徴するものであり、その魅力は多層的です。この地域の料理は、島野菜や特有の食材を使い、独特の調理法で作られています。料理には沖縄の文化や風習が織り交ぜられており、歴史を通じて受け継がれてきたものです。たとえば、ソーキ汁やチャンプルーなどは見事な栄養バランスを持ち合わせており、具材は少ないものの効果的に栄養を摂取できる設計になっています。
味わいにおいても琉球料理は非常に独特です。地元の方言で「アジクーター」と称される濃厚な味わいが特徴で、これは豚だしやかつおだしを基本とした深みのある味付けによるものです。塩分摂取量も控えめになるため、健康にも配慮されています。沖縄独自の食材もその魅力の一つです。たとえば、ハンダマという夏の葉野菜は、強い抗酸化力と高い栄養価を持っています。
「土産土法」の精神に基づき、地元で採れる食材を地元の調理法で味わうことが、体に最も優しいとされています。このような調理法は、イリチーやンブシー、タシヤーなど、多数存在しています。これらの料理法は、長寿県として知られる沖縄の人々の健康と長寿を支えてきたのです。
以上の要素が組み合わさることで、琉球料理はただの食事以上のものとなっています。それは文化、歴史、そして地域社会の健康を総合的に考慮した、貴重な食文化の一つです。その食文化を生かしたお店が仙台に新規オープンします。GYRO HOLDINGS株式会社とその事業会社である株式会社パートナーズダイニングは、2023年10月6日(金)に仙台市内のヨドバシカメラ マルチメディア仙台に「沖縄料理 なんくるないさー仙台店」をオープンすると発表しました。この新店舗は東北地方での初出店となり、企業が国内外で展開する約230の飲食店に新たに加わります。
店内は沖縄の文化と風情が感じられる明るい雰囲気で、オリオンビールを始めとする地元のお酒とともに、ゴーヤチャンプルー、ラフテー、海ぶどうなどの定番沖縄料理を楽しむことができます。特にランチメニューには、沖縄そば定食、ゴーヤチャンプルー定食、タコライス定食など、ボリューム満点のガッツリランチをお手頃価格で提供する予定です。
「なんくるないさー」はもともと古民家を改装した居酒屋であり、九州・沖縄の郷土料理と地元の美味しいお酒が堪能できる場所として人気です。店内は活気に溢れ、海ぶどう、島らっきょ、スパム、ラフテー、もずくの天ぷらなどがテーブルに並びます。泡盛やシークヮーサー、さんぴん茶を使った沖縄独特のお酒も充実しています。
仙台店では、仕事帰りの一杯からご宴会、ランチ、定食まで、多様な用途での利用が可能。沖縄の食文化と魅力を東北地方に広めるこの新店舗は、地域に新たな食の選択肢を提供し、多くの人々に沖縄料理の楽しさを体験させることでしょう。以下、GYRO HOLDINGS株式会社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
開店日 :2023年10月6日(金)
店 名 :沖縄料理 なんくるないさー仙台店
住 所 :宮城県仙台市宮城野区榴岡1-2-13 ヨドバシ仙台第1ビル1F
営業時間:11:00~23:00
席 数 :35席
定休日 :なし
電話番号:022-385-7750(※お電話は9/29よりお受けいたします)
ご予約 :https://yoyaku.toreta.in/nankurusendai
アクセス:JR仙台駅東口よりすぐ ヨドバシカメラマルチメディア仙台1F飲食店街「オイシイもの横丁」