永遠に完成しない商業施設
かつて、ウォルト・ディズニーが「ディズニーランドは永遠に完成しないテーマパークである」といいました。そんな商業施設が実は東京ディズニーリゾートの至近にあります。ららぽーとです。ららぽーとの本店ともいえる、ららぽーとTOKYO-BAYは完成しない商業施設として常に開発、改装、建て替え、建て増しを続けています。日本一と言っても過言ではないレベルの店舗数に売り場面積。他を寄せ付けないトレンドに敏感なMDとデータ管理されたマーケティング。日本最高峰ので商業施設であることは誰しもが知っている事実です。
そんな完成しないららぽーとTOKYO-BAYですが、2024年にはかつてドライブインシアターであった区画をアリーナの建築を進めています。これが完成したあかつきには湾岸地区最大、最強の商業施設に本当になるのであろうなと思わされますが、アリーナが出来てしまうと今度はそれを受け止める宿泊、飲食も拡充していかなければなりません。宿泊は株式会社三井不動産ホテルマネジメントの事業領域なので今回は割愛しますが、飲食は本当に必要になります。新横浜などを見れば明白で、横浜アリーナが開場していると街に人が溢れ、ホテルは満室、飲食店も昼間から来訪者が大挙して訪れるさまです。
そんな飲食需要の受け皿という意味もあってか、今回ららぽーとの西館1Fに大規模なフードコートがOPEN。約670席の規模で全11店舗が2023年3月2日(木)に営業開始予定。ビブグルマンを受賞した店主が関東に初めて出店するラーメン店「札幌味噌Fuji屋」や、関東初出店の「ロックスハンバーグ」、千葉県初出店の「豚大学」「がブリチキン」などの注目店舗が集結。なお、全11店舗のうち5店舗は館内からの移転リニューアルとのこと。そもそも土日に偏重したリージョナルSCでは土日にランチ難民が生まれやすい傾向があります。今回の大規模フードコート新設でお昼に悩む顧客が減り、多くのららぽーとファンそしてこれから来場するであろうアリーナ利用客がたのしめるフードコートになるのではないでしょうか?以下、三井不動産株式会社のプレスリリースから画像と詳細を引用。