歴史と革新の融合:「よーじやルクアイーレサテライトショップ」オープン
「よーじや」は1904年、京都の古き良き街角にその名を刻んだ化粧品と美粧雑貨のブランドとしてその存在をスタートしました。創業の地は京都の六角御幸町で、「國枝商店」の名で知られ、時を経て花遊小路へとその場を移しました。この移転をきっかけに、楊枝を意味する「よーじや」と名を改め、地元の愛情に支えられるブランドとなりました。
現在、「よーじや」は京都市を舞台にその商品群を展開し、刷毛や手鏡、化粧水などを含む約320のアイテムを市場に送り出しています。そして、その中でも代表作とも言えるあぶらとり紙は、長い年月を経てもなお愛され続ける逸品として、その地位を確立しています。
終戦後の混乱期を経て化粧品の製造が一時的に止まってしまった「よーじや」でしたが、1993年には再び化粧雑貨の製造をスタートし、2000年には基礎化粧品も手掛けるようになりました。「よーじや」の商品デザインは朱色、黒、白の3色を用いた独特なもので、社長自らがデザインに関与しており、特に朱色の使用が他ブランドとの差別化を図っています。
「よーじや」は製品だけでなくサービスにおいても進歩を遂げています。京都府内や羽田空港第1ターミナルに出店した「よーじやカフェ」では、手鏡を使ったユニークなメニューを提供。2014年にはエースコックとのコラボレーションにより、インスタントの白味噌豆乳スープも発売しました。
そして、「よーじや」は2023年8月25日に大阪の「LUCUA1100」に新店舗「よーじやルクアイーレサテライトショップ」をオープンしました。この新店舗は、日常生活を彩るあぶらとり紙やハンドクリームなどの肌ケアアイテムを提供しています。「LUCUA1100」は大阪だけでなく、関西全域からのショッピング客や通勤客が訪れる人気スポットで、新店舗では日常生活に寄り添うアイテムや話題のギンモクセイアイテムなども販売しています。
あぶらとり紙の製造からスタートし、現在では化粧品からカフェまで多岐にわたる事業を展開する「よーじや」は、その長い歴史の中で絶えず進化を続けるブランドと言えるでしょう。このブランドの未来を共有するために、以下に株式会社よーじやのプレスリリースからの画像と店舗概要を掲載します。
よーじやルクアイーレサテライトショップ概要
【オープン日】
2023年8月25日(金)
【住所】
大阪府大阪市北区梅田3-1-3
【営業時間】
10:30~20:30