横浜の老舗製菓会社・ありあけ、70周年記念のリニューアルオープンで新たな魅力を発信
日本全国には多くの銘菓が存在し、それぞれの地域の特色や歴史を反映した名称を持つものが多くあります。有名な銘菓としては、白い恋人、うなぎパイ、鳩サブレー、生八ツ橋、赤福餅、東京ばな奈などがあります。これらは観光土産として人気がありますが、地域の人口の大きさに支えられている銘菓もあります。横浜の「ありあけのハーバー」もその一つです。
1936年に創業した有明製菓は、その後「ありあけのハーバー」を発売し、横浜の代表的なお土産として親しまれてきました。しかし、1999年には過剰投資による経営破綻で一度市場から姿を消しました。その後、プレシアの会長であった藤木久三氏の尽力により、2001年に「ありあけのハーバー」は復活を遂げました。2006年には株式会社ありあけが設立され、以降、ありあけは地元横浜の象徴として再びその地位を確立しています。
株式会社ありあけは、横浜を代表する老舗製菓会社であり、看板商品「ありあけのハーバー」で広く知られています。今年7月1日にリニューアルオープンする「ハーバーズムーン 本店」は、ありあけの70周年を記念して新たに生まれ変わります。この店舗は、横浜の歴史や文化を反映し、地元住民や観光客に新たな魅力を提供することを目指しています。
今回のリニューアルでは、「ハーバーズムーン 本店」が横浜開港や文明開化をテーマにした新しいコンセプトで再スタートを切ります。新店舗では、港町横浜の雰囲気を感じられる内装や新たな商品ラインナップが特徴です。特に注目すべきは、「ハーバーズムーン 贅沢マロン」や「レッドブリック フィナンシェ」など、横浜の歴史的建造物をイメージした新商品です。また、店内で焼き上げる「メゾン・ハーバー」シリーズや、横浜発祥のナポリタンを使ったカフェメニューも新たに登場します。
新店舗の内装は、ブルーとホワイトを基調とし、横浜の港町をイメージしたデザインになっています。物販エリアには帆船の帆をイメージした内装が施され、カフェスペースは赤レンガ仕様の壁で、開国や文明開化の歴史を感じさせます。また、横浜を愛する画家・柳原良平氏の絵画も展示されており、訪れる人々に横浜の文化と歴史を体感してもらえる空間を提供しています。
「ハーバーズムーン 本店」のリニューアルは、ありあけにとって新たなスタートを意味します。地元横浜の文化や歴史を大切にしつつ、革新的な商品とサービスを提供することで、多くの人々に愛され続ける店舗を目指しています。今回のリニューアルを通じて、横浜の新たな魅力を発信し、地元経済の活性化にも寄与することが期待されます。以下、株式会社ありあけのプレスリリースから画像を引用。
◆店舗概要
・店舗名:ハーバーズムーン 本店
・リニューアルオープン日:2024年7月1日(月) 10時
・住所:神奈川県横浜市中区日本大通36 シティタワー横濱1F
・電話:045-210-9778
・営業時間:ショップ 10時~20時
カフェ 平日11時~18時 L.O. 17時30分
土日祝11時~18時30分 L.O. 18時
・定休日:不定休
・駐車場:提携駐車場あり
・URL: https://harbour-world.jp/shops/harboursmoon
・お客様相談室:フリーダイヤル0120-421-900 (9:00~17:00、土・日・祝を除く)