東急電鉄の高架下開発が進む
高架下開発をここ数年東急電鉄株式会社は精力的におこなっており、今回は東横線・目黒線新丸子駅~武蔵小杉駅間での飲食店開発とのこと。同様の開発をJRやその他私鉄が行うことも可能ではあるが、実際問題人口増加が見られる地区でないと開発後にテナントを維持することが難しいのが実情。その点、東急電鉄株式会社が所有・管理する路線は人口増加が見られ、同時に乗降車数も相当数見込めるポテンシャルがあります。
今回は飲食店を5店舗誘致した飲食コンプレックスの開発となった模様です。物販不調のなかで飲食店のニーズはまだまだ高まっているのではないかと思います。同社の今後の開発に注目していきたいです。以下、東急電鉄株式会社のプレスリリースより抜粋。
2019年6月6日(木)、東横線・目黒線新丸子駅~武蔵小杉駅間の高架下に飲食店5店舗が新たにOPEN
関東初出店2店舗、フレッシュチーズで人気の「グッドスプーン」も川崎市初出店!
東京急行電鉄株式会社(以下、当社)は、6月6日(木)、東横線・目黒線新丸子駅~武蔵小杉駅間の高架下に、飲食店5店舗が入居する新たな商業施設(以下、本施設)を開業します。
本施設は、再開発が進み、急速に利便性が高まる武蔵小杉駅と、地元に愛されている商店街や住宅街が広がる新丸子駅との中間に位置します。周辺には、多摩川河川敷や公園など、外遊びができる場所が多いことから、ファミリー層や若年層などからも人気の高いエリアで、過去10年間で、両駅の乗降人員は約11%、両駅のある川崎市中原区の人口は約14%増加しています。
「暮らし繋ぐ、いつもの場所」をコンセプトに、日常的に利用しやすい施設として、高架下空間に新たな「賑わい」を創出することを目指し、施設デザインには、木目を基調とした温かみを取り入れるほか、広いガラス面から漏れる光や高架橋の照明などにより夜も明るく居心地の良い空間づくりをしています。
テナントには、関東2店舗目、川崎市初出店となる、おしゃれな空間でフレッシュなチーズを楽しめる話題の人気店「good spoon」や、野菜肉巻串や鰹節かけ放題で話題の「ハライッパイ」や日本酒バー「アテニヨル」の関東初出店2店舗、さらに神奈川県2店舗目となるビアダイニング「SCHMATZ Beer Dining」や地元で愛される和食居酒屋「えんがわ」など、思わず足を運びたくなる、日常に彩りを添える5店舗を揃えました。
当社は、沿線の皆さまがイキイキと働き、快適に暮らし、楽しみのある街を実現するため、「いい街 いい電車 プロジェクト」を進めています。今後も順次、駅構内および高架下での新規開業、リニューアルによる、東急線沿線の活性化に寄与する商業施設開発を進めることで、生活価値の向上に努めます。