東京ローカルの人気ディスカウントストアが商業施設を開業

by katzaota · 2022年11月18日

日本各地にはローカルで有名な店舗というものが存在している。東京も同じで東京ローカルで有名な店舗が存在する。株式会社多慶屋ホールディングスの多慶屋である。多慶屋は戦後に質屋として開業して質流れ品やおつとめ品などを取り扱いながら、１９９０年代から総合ディスカウントストアとしての立ち位置を明確に打ち出していった。土地柄もともと御徒町や秋葉原では倒産品を流通している業者が多く、新品で安いものを仕入れやすい地域性もあったからか豊富な在庫で他を寄せ付けない価格のやすさで人気を博した。２０１７年以降、これまであった7号館、本部ビル、5号館駐車場、多慶屋SELECT上野店の閉鎖や閉店が続いていたが今回、TAKEYA１という名称で商業施設をオープンした。

５階建てのビルで地下１階および地下２階にはサミット、4階部分にはダイソーが出店する商業施設となる。多慶屋にとってはじめてテナントインをした商業施設となる。昭和通りから一本裏手に入った場所に位置するTAKEYA１ではあるが、これまでの多慶屋の顧客にとっては待望の施設となる。１階から３階は多慶屋の売り場となり、１階は食品や菓子類、２階は日用品、３階は化粧品、キッチン用品を取り扱うフロアとなる模様。各地域の地域の住民に愛されるブランドが活発に商業活動を行うことが地域経済の活性化につながることは間違いありません。今後の多慶屋、TAKEYA１の活躍には期待です。

以下、株式会社多慶屋ホールディングスのプレスリリースから画像と施設概要を引用。