本物のアウトドアショップが大阪に旗艦店出店

by katzaota · 2022年10月6日

アウトドアブームがコロナ以前から盛り上がりつつありましたが、コロナをきっかけに爆発的に人気になっていきました。その中でもウェアはコロナ以前からノースフェイスを始めタウンユースのものからギア系のブランドまで幅広く人気にでしたが、コロナ以降アパレルも大人気。そんな中で本気のウェア、プロが登山でも使うウェアの店舗が大阪に新店を出店。

一般的に認知度はまだそこまで高いわけではないブランドではありますが、今から160年前に創業しロープメーカーとしてスタートしたマムート。1970年代から登山用の防水加工がされたパンツを開発したことを皮切りに、世界で初めてソフトシェルという今やタウンユースでも使われる上着を開発して販売したりと登山の業界では非常に著名なブランド。そのマムートがグランフロント大阪に西日本の旗艦店となるマムート大阪を出店。本格的なギアはもちろんの事タウンユースバッグや街で着用ができるウェアまで幅広い商品を取り扱う店舗となる。

注目したいのが同店舗のコンセプト。来店する顧客にブランドのエッセンスを体験してもらえる店内カウンターをヒュッテ1862と呼んでいるとのこと。このカウンターではスタッフがデジタルと店舗ツールを使ってマムートの世界観を体験してもらえるものとのこと。カウンターの中に六甲山の３D模型を設置して登山ルートや標高を確認できるようになっている。おそらく、このルートを登るのであればこの靴とこのバックパック、このルートであればこれなんていう接客なんかも可能なのではないかと思います。体験を通じた商品販売ができる仕組みづくりとなっているのではないでしょうか？

本気のギアを作るメーカーだからできる本気の店舗づくりが垣間見える店舗。大阪の人々に響くことでしょう。ある程度の人口があり、登山やハイキングできる山がある場所であればこのコンセプトの店舗は開発可能。今後も同様の店舗が増えてくれるといいのになと思いました。以下、マムート・スポーツグループジャパン株式会社のプレスリリースから店舗概要と画像を引用。