未来につながる空間有効活用 | 商業施設ニュース
東日本大震災が2011年に発生し、原子力発電を停止したことにより自然エネルギーを活用した電力に注目があつまりました。売電も行えるようになったことから農村部の遊休農地を活用してソーラーパネルが日本の農村部にうなるほど作られていきましたが今や農村部だけではなく都市部でもソーラーパネルの設置が検討されるようになってきています。
しかしながらソーラーパネルを設置するためにはいくつかの条件があります。日照が確保できること、大きな土地が必要なこと。この2つの条件をクリアする都市部の空間はそうそう存在していないように思われました。しかし、今回グリーン電力会社の株式会社afterFITは千葉県内のケーヨーデイツーの店舗駐車場に屋根を付け、屋根付きカーポートを設置。
初期費用は株式会社afterFITが負担し、店舗側は従来と同じ電気代のままで長期契約し電力を購入するという取り組みをはじめました。ソーラー設置のための土地の問題をクリアしながら、無駄となる駐車場の空間を利用して店舗側もSDGsに取り組めるという一石二鳥の取り組み。店舗を使うユーザーも雨に濡れることなく店舗を利用できるのですから一石3鳥の3方よしの取り組みとなります。
今後このような取り組みが増えていけばより環境負荷を軽減しながら店舗運営もできるようになっていくのではないでしょうか?細かい話をするとソーラーパネルが耐久性、仕様終了後の廃棄時の環境負荷を考えるとどの程度環境負荷を軽減できるかは正確には現時点ではわかりません。しかし、ソーラーパネルは日進月歩で進化しており効率も日々あがっていっています。この取り組むは多くの商業施設で取り入れるべき取り組みだと思います。以下、株式会社afterFITのプレスリリースより実際の画像を引用。