最新技術とイベントの関係性
商業施設ではさまざまな集客の工夫がなされ続けています。最近ではSDGs関連のイベントや地域密着型イベントが定番イベントとして商業施設の広場を賑わしています。あとはキッチンカーを何台も誘致して広場に沿って配置させて食のイベント開催なんていうのも人気。それらは低コストでお手軽に実施が可能のイベントでもあります。他方でエッジの効いたイベントも何年も前から試され続けてきました。
例えばプロジェクションマッピングとセンサーを組み合わせた取り組み。エレベーターホール前などや人通りが多く足が速いゾーンを遅くしたいときに使われてきた手法。プロジェクションマッピングは古くはディズニーランドのホーンテッドマンションの幽霊の表示などで使われてきた手法でも有りますが2000年前後からさまざまな施設でイベントとしても使われるようになり認知度があがってきました。同時にプロジェクションマッピングとセンサーを組み合わせたちょっとした遊びができるスポットとして商業施設でも取り入れられるようになりました。
地面に映し出されるボールをキックするふりをするとボールが動くもの。壁に映し出される生き物に触れると生き物が動き始めるものなどさまざまなものがありました。2010年代に入りそれらは子供の遊び場で多用されるようになり、人口砂場にプロジェクションマッピングで波を映し出したり、海の生物を捕まえることができるものが生まれたり、山の中で昆虫を採取できるようなものが生まれたりとさまざまなものが生まれてきました。しかしコロナ禍を通じてそれらの接触型のものは段々となくなっていきました。
コロナ禍を超えて、ビービーメディア株式会社は商業施設などにむけて知育テイストあふれる体験型デジタルコンテンツをリリース。 「昆虫」×「音色」をテーマに壁の前にボールが設置されており、森の中の木々や植物の近くに表示されたリングに向かってボールを投げると森から美しい音色が奏でられ、引き寄せられるように様々な種類の昆虫たちが現れる。さらにたくさんの昆虫たちを呼び寄せていくと、ステージは森の奥へと進んでいき「音のなるフシギな森」のシンボルである『テクプラパークの大樹』にたどり着くというストーリーになっている。コンテンツが今の時代にあったものなのでこれから注目されていくのかもしれない。今後のコンテンツに注目。
以下、ビービーメディア株式会社のプレスリリースから画像を引用。