日本橋髙島屋S.C.に本格抹茶スイーツ専門店「cha-no-wa」がオープン、高級宇治抹茶を使用した商品を展開
老舗茶舗がプロデュースする本格抹茶スイーツ専門店「茶の環」が、2024年8月8日、日本橋髙島屋S.C.新館1階に新店舗「cha-no-wa日本橋髙島屋SC」をオープンした。広島で創業65年を超える歴史を持つ同社は、茶鑑定名匠の森田治秀氏が合組したオリジナル宇治抹茶「金天閣」を使用した商品を提供している。
新店舗は、日本橋髙島屋S.C.新館1階の下りエスカレーター横に位置し、石臼を模した壁面と円柱状のディスプレイ台が特徴的なデザインとなっている。店舗デザインは、国際的に活躍する横浜市の相澤幸彦氏が担当。相澤氏は「ドイツ・デザインアワード2016」を受賞するなど、世界的に評価の高いデザイナーとして知られている。
商品ラインナップでは、東京駅店では対応が難しかったギフト需要に応える体制を整えている。近隣オフィスでの手土産需要や、贈答品を求めて日本橋を訪れる顧客に向けて、各種包装や熨斗がけにも対応している。定番商品としては、同社の一番人気商品である「しっとり仕立ての抹茶満月」(抹茶バターケーキ)なども取り揃えている。
店舗内には日本茶を提供するカウンターも設置。最高級宇治抹茶「天の極」をはじめ、抹茶煎茶、玉露茎ほうじ茶などの日本茶メニューを用意している。「天の極」は茶の環オリジナルの最高級宇治抹茶で、鮮やかな蛍光グリーンの色合いと、まろやかな味わい、爽やかで豊かな香りが特徴となっている。
また、「抹茶煎茶 奏」は、オリジナル宇治抹茶「金天閣」を5%も配合した抹茶煎茶で、まろやかで鮮やかな水色が特徴。「味のあるおいしいお茶」は、森田治秀氏が考える「おいしいお茶」として、うま味と甘みがしっかりと感じられ、上品な香りとコクのある味わいを楽しめる煎茶となっている。さらに、「玉露茎ほうじ茶」は、高級茶として知られる玉露の茎の部分のみを使用した贅沢なほうじ茶で、玉露ならではの甘く上品な香りと味わいを提供している。
今後は、イートインスペースで茶の環の抹茶スイーツを飲み物と一緒に楽しめるセットメニューの提供も予定しているという。商業施設における専門店の展開として、高級抹茶を使用した商品ラインナップと、ギフト需要への対応、さらには日本茶カウンターの設置など、多角的なアプローチで顧客ニーズに応える取り組みが注目される。以下、株式会社茶の環のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
【店舗情報】
住所:103-6190 東京都中央区日本橋2-5-1日本橋髙島屋S.C.新館1階
店名:cha-no-wa日本橋髙島屋SC
電話番号:03-4400-8408
営業時間:10:00~20:00(休業日は施設に準ずる)