日本アニメ文化を輸出!:日本から世界へのインパクトとアメリカ市場の爆発的成長
最近アニメを見ていますか?私は毎シーズン色々なアニメをダウンロードしては電車で早送りしながら見てしまっています。アニメが小売業に与えるインパクトはどうなんでしょうか?数年前鬼滅の刃が大ヒットして久しぶりに色々なところで鬼滅の刃グッズを見かけるようになりましたよね。日本動画協会がまとめた2021年の日本アニメ産業の市場規模(国内と海外の合計)は、20年比13%増の2兆7422億円と、過去最高を更新しました。ネットフリックスなどインターネット配信の台頭が市場拡大を後押ししたようです。
では海外はどうでしょうか?実はある国が爆発的な市場成長を遂げています。それはアメリカです。それを裏付けるように2022年7月にロサンゼルスで開催されたAnime Expoでは、10万人を超える来場者が駆けつけ、非常に大規模なイベントとなりました。アメリカのアニメ市場は急速に拡大しており、2030年には500億ドル以上の収益が見込まれています。
日本のアニメがアメリカで広まる理由として、SNSや友人からの口コミが挙げられます。また、動画配信サービスを通してアニメを閲覧することが一般的であり、主な視聴サービスはNetflix、crunchyroll、MyAnimeListです。特に、crunchyrollの会員は年々増加傾向にあり、2021年には500万人を突破したと言われています。
これらの動画配信サービスはアルゴリズムによってユーザーが過去に視聴した作品と類似した「ユーザーが興味がありそうな」アニメをレコメンドするパーソナライズ機能を備えており、1つのアニメを観たユーザーが個人にレコメンドされた他の作品も次々と視聴していきます。このようにして、アメリカでの日本アニメの人気が拡大しているようです
そんあアニメ人気を追い風に株式会社アニメイトがアメリカに新店舗「アニメイトロサンゼルス」を2023年夏にグランドオープン。カリフォルニア州の「デル・アモ・ファッションセンター」内にオープンを予定している。売り場には、最新のアニメ・ゲームのキャラクターグッズを始め、米国内外のマンガ・イラスト集、バーチャルライバー・バーチャルYouTuber関連商品などを販売するとのこと。また、売り場に隣接したイベントスペースも備え、展示会やオンリーショップなど様々な企画を実施予定している。
日本文化の輸出が花開くタイミング来たなと感じさせるニュースで、大変頼もしいですよね。アニメイトロサンゼルスの活躍に期待です。以下、株式会社アニメイトホールディングスのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。及びそれに関わる権利表記を記載。
■権利表記
ANIME TENCHOU (C)Kazuhiko Shimamoto・MOVIC Illustration:Kazuhiko Shimamoto■店舗概要
「アニメイトロサンゼルス」
オープン日:2023年夏
住 所:Del Amo Fashion Center
21540 Hawthorne Blvd. Unit 511, Torrance, CA 90503
営業時間:(月~金)10時~21時、(土)10時~20時、(日)11時~19時※内容は諸般の事情により、変更・延期・中止となる場合がございます。予めご了承ください。
※画像はイメージです。