新素材を使った日本初の新ブランド登場
小売業は新しいものをつくりあげて販売することが難しくなってきています。1950年代〜1980年代までは海外の人気のブランドを日本にひいてきて、販売促進をうまく噛み合わせれば爆発的な人気になる方程式めいたものもありましたが2000年代に入りもはや目新しいものがなくなっていきました。新しい業態をつくるためには海外からものを引っ張ってくるのではなくイノベーションをおこさないといけなくなりました。
ただし、イノベーションの問題は多くの人がそれに価値を感じてくれるか?希少性を感じてくれるか?という課題をクリアしないかぎり人気の店舗として認知を広げていくことは難しいのではないかと思います。今回ご紹介するのは、株式会社マッシュホールディングスのグループ株式会社マッシュスタイルラボが手掛ける新ブランド。和紙をつかった生地を開発し、これまでなかった価値を日本初で提供するとのこと。2020年のインバウンドに対しても、それからの海外進出も視野においた新店かと思います。今後の同社の動向に注目です。以下、株式会社マッシュホールディングスのプレスリリースより抜粋。
「UNDERSON UNDERSON」第一号店が2019年8月29日(木)、新宿「NEWoMan」にオープン
「和紙がつくる健やかな肌。」がコンセプトの肌着ブランド
株式会社マッシュスタイルラボ(東京都・麹町/代表取締役社長近藤広幸)が手掛ける新ブランド「UNDERSON UNDERSON(アンダーソンアンダーソン)」が2019年8月29日(木)、新宿の「NEWoMan」4階に第一号店をオープンいたします。
「和紙がつくる健やかな肌。」をコンセプトに、素材には日本古来の伝統と特許技術が紡ぐ新素材「WASHIFABRIC™(ワシファブリック)」を使用。メンズ・レディース・ベビーに向けた、肌と環境にやさしい肌着を中心に、ルームウェアや雑貨などを展開いたします。「多機能性」「特許技術」「希少性」「サイズ展開」「環境配慮」などの特長を持ち、「本物志向」の人々に新たな価値観と快適な生活をお届けするジャパニーズブランドの誕生です。
店舗概要
<店舗名>:UNDERSON UNDERSON ニュウマン新宿店
<オープン日>:2019年8月29日(木)
<所在地>:東京都新宿区新宿4丁目1−6NEWoMan 4F
<電話番号>:03-6709-8369(営業開始日より開通)
<公式ホームページ>:http://undersonunderson.com/
ブランドコンセプト
「和紙がつくる健やかな肌。」
肌と環境に優しい日本の肌着です。
商品の特長
✔多機能性
和紙本来の特性である多孔質構造により、通常の綿やオーガニックコットンに比べ吸水速乾性やUVカット、体感質量などにおいて優れています。さらに消臭・抗菌性、浄化性、帯電防止(静電気の発生が極めて少ない)、自動湿度調節などの機能に優れ、身に着けることで素肌を快適に保ちます。
✔特許技術
「WASHIFABRIC™」は、特許を取得した和紙糸を原料に用いた和紙繊維。日本古来の伝統素材である和紙の特徴を活かしながらも伸縮性があり、プロユースでもその機能性を存分に発揮できる新素材として誕生しました。
✔希少性
「WASHIFABRIC™」に用いられる和紙糸の生産に対応できる紡績機は現状1台のみ、生産量の限られた希少性の高い素材です。
✔サイズ展開
定番商品は通常のサイズ展開に加え、丈が短いサイズ(通常の85~90%の丈)を展開いたします。体形へのコンプレックスや、着こなしへのこだわりに対応できる新サイズ基準をご提案いたします。
✔環境配慮
使用されている和紙は天然素材100%、国内外の管理された森林より伐採した木材を使用しています。また、合成化学染料やシリコンなどの添加剤を使用せず、自然のままの風合いと和紙本来の機能性を最大限に生かした無添加(無染色)のラインナップも展開。染色においても、自然界から抽出した色素をマイナスイオンで吸着させる「ボタニカルダイ」を積極的に採用しています。
WASHIFABRIC™が誇る特性
~日本古来の伝統と特許技術が紡ぐ新素材。世界に誇る多機能素材の誕生です。~
和紙の特長を活かし伸縮性もある新素材「WASHIFABRIC™」は、肌に触れる部分の99.9%が天然素材の和紙でつくられています。シリコンを使用せず自然のままの風合いと和紙本来の機能性を最大限に生かした製品です。
和紙は1,000年以上の保存に耐えると言われている耐久性を始め、日本古来の伝統素材として長きにわたり人々の暮らしの中で多くの用途で使用されてきました。他には類を見ない特性に着目し、16年もの歳月をかけプロユースでもその機能性を存分に発揮できる伸縮性のある新素材が誕生しました。