新生ビバホームの狼煙あがる
株式会社ヤマダホールディングスとアークランドサカモト株式会社の連名で本日プレスリリースが発表されました。昨年TOBでビバホームを傘下にしたアークランドサカモト株式会社と日本最大手の家電量販チェーンの株式会社ヤマダデンキがタッグで商業施設を開発するというものです。なんと延床2万坪の商業施設になる模様。内訳のイメージはアークランドサカモト株式会社が6,000坪、株式会社ヤマダホールディングスが4,000坪、スマートハウス展示場が1,500坪そして専門店街が1,000坪という構成で残りが駐車場といったところだろうか。
両社が重なる事業領域は生活分野。双方でシナジーとなるマッチアップになっていくことだろう。アークランドサカモト株式会社にとっては今回の組み合わせはビバホームTOB後の大きな動きとなる。ビバホームという巨大な資産をアークランドサカモト株式会社がどううまく使いこなせるか試金石となる取り組みになるであろうと思われる。株式会社ヤマダホールディングスにとっては大塚家具やリフォームなどの事業領域をいかにうまく活かしていけるか今後のひとつの挑戦となる組み合わせになっていくことだろう。
今回の取り組みが両者にとって実りがあり、日本の郊外の商業施設のあり方が変わるような新しい商業施設になるのではないかと思います。以下、アークランドサカモト株式会社、株式会社ヤマダホールディングスのプレスリリースよりイメージパースと今後の出店予定を引用。
■新業態店出店予定
2022年~2024年の3年間で6店舗の出店を予定しています。
2022年 愛知県一宮市、東京都八王子市
2023年 神奈川県平塚市、石川県野々市市
2024年 長野県須坂市、大阪府茨木市