新時代の交流拠点、ゆめが丘ソラトス: 2024年7月、相鉄いずみ野線ゆめが丘駅前に開業
神奈川県横浜市泉区下飯田町に位置するゆめが丘駅は、相鉄いずみ野線の要となる駅です。このエリアの発展は、1999年の駅開業に端を発し、その後の関東の駅百選認定や通勤急行の停車駅への昇格といった重要な節目を経て、2023年のホームドア使用開始に至ります。かつて田畑が広がる静かな地域だったこの場所は、都市計画による市街化区域への編入や相鉄ホールディングスとの協定により、新たな街づくりのモデル地域に変貌を遂げています。
泉ゆめが丘地区の再開発は、地域の住環境を向上させ、計画的な街づくりを進めるためのもので、相鉄グループによる集客施設の開発がその中核を成しています。2024年春に予定されるこの施設の開業は、地元農家と連携した食体験型施設や映画館、屋上遊具公園を含む約170店舗の導入を予定しており、地域活性化の大きな契機となることでしょう。
その中心となるのが「ゆめが丘ソラトス」です。2024年7月に開業を迎えるこの施設は、相模鉄道キャラクター「そうにゃん」をモチーフにした遊具を配した屋上の「そうにゃんぱーく」や、10スクリーンの大型シネマコンプレックス「109シネマズ」など、多様なニーズに応える商業施設が充実しています。また、施設の開業プロモーションとして、訪れた客が3Dスキャンによってミニチュア化され、ゆめが丘ソラトスのジオラマに展示されるという、参加型のビジュアルコミュニケーションを展開する予定です。
いずみ野線沿線地域は、豊かな自然環境を活かし、新しい街の開発を行うモデル地域として位置づけられており、ゆめが丘ソラトスの開業によって、このエリアは更なる活性化と発展を遂げることになります。以下、株式会社相鉄アーバンクリエイツおよび株式会社相鉄ビルマネジメントのプレスリリースから画像と施設計画概要そしてテナントリストを引用。
◆施設概要
所在地 :泉ゆめが丘地区土地区画整理事業施行地区センター地区内(横浜市泉区)
開発事業者:相鉄アーバンクリエイツ/相鉄ビルマネジメント
街区面積 :約43,000㎡
店舗面積 :42,700㎡
店舗数 :約130
規模 :地上3階建、地上1階建+屋上駐車場、立体駐車場棟
駐車場台数:1,600台