新春福袋商戦に変化
福袋といえば正月にお店の前に並んで、開店と同時に各売り場やお店に行って購入するというのが従来のスタイルではありました。しかしながら、百貨店がそのスタイルを変更しつつあります。福袋の期限は三越の前身越後屋からスタートしたものなので、そのスタイルを今回変更するのが三越という数奇な関係性を感じざるを得ません。
そもそもインターネット店舗が福袋販売を11月終わりにはスタートするところがおおく、福袋需要が相当前倒しになっていたという傾向があります。その傾向をしっかりと踏まえての今回の展開になるのですが、10月31日にから伊勢丹新宿店の福袋を伊勢丹オンラインストアで販売するというのが今回の変更点だそうです。
他の百貨店との競合状態だけではなく、インターネットの店という競合ともいよいよ勝負しなければいけなくなった百貨店の状況が垣間見れるニュースでした。そうなると他の商業施設もうかうかしていられないようになって来るなという感じもしますね。
これからも株式会社三越伊勢丹ホールディングスのチャレンジングな姿勢には注目です。以下、株式会社三越伊勢丹ホールディングスのプレスリリースより抜粋。
2019年の新春福袋は並ばずにオンライン決済で!(伊勢丹新宿店)
伊勢丹新宿店・新春福袋、10月31日(水)午前10時より伊勢丹オンラインストアにて先行販売スタート!!
伊勢丹新宿店は10月31日(水)午前10時より、2019年新春福袋を伊勢丹オンラインストアにて先行販売いたします(一部)。2019年初商1月3日(木)は新春祭とあわせて冬のクリアランスセールも同時にスタート。お客さまの時間を有効にご活用いただくために、伊勢丹オンラインストアでの販売を中心に販売方法を変更してまいります。
また2019年の夢袋は憧れのラガーマンとの夢のドリームマッチを実現、夢を現実にする夢袋などをご用意しました。(写真は元ラグビー日本代表・伊藤剛臣氏/伊藤剛臣氏が結成したドリームチームと真剣勝負が出来る夢袋)
■伊勢丹新宿店2019年「夢袋」(伊勢丹オンラインストアのみで受付)
2018年12月12日(水)午前10時よりオンライン表示開始。