新技術を使った集客方法
ここ数年商業施設で人気なのがチームラボが展開する未来の遊園地という名前の子供向けの施設。チームラボは施設運営会社ではなく、新技術を使った表現が得意な会社。実験的なアトラクションを日本各地で行って人を集めています。
今回は広島LECTでサイネージカメラを設置し集客の一助になるものを開発したようです。技術と表現は盛者必衰の理があり、常に新しいものが出続けます。この新しい技術をそのときに使いこなす企業というのは必ず存在し、彼らとそのときにうまく組むことが地べたを管理運営している商業施設のやるべきことです。
もちろん新技術なので安くはありません。投資対効果を考えて十分に周辺市場とマッチするのであれば新技術を使った集客は「あり」だと思います。今回のチームラボの取り組みは今の商業施設がほしい機能があるものなのではないかと思います。今後のチームラボカメラの展開に期待です。以下、チームラボのプレスリリースより抜粋。
チームラボ、広島 LECTに常設のSNS連動型自撮りサイネージカメラ「チームラボカメラ」に、LINE連携機能を追加。2018年12月20日(木)から。
チームラボ、2017年6月から広島の商業施設 LECTに常設のSNS連動型自撮りサイネージカメラ「チームラボカメラ」にLINE連携機能を追加。2018年12月20日(木)より稼働。
LECTに常設の「チームラボカメラ」で撮影した写真は、LECT CameraのFacebookページ(https://www.facebook.com/lectcamera/)にアップロードされます。また、LECTのLINE@アカウントと友達になり、撮影後にモニターに表示されるIDを打ち込むとダウンロードが可能で、自由にシェアすることができます。
さらに、LECTには、小人や、浮遊するシャボン玉をタッチすると、様々な反応が起こるインタラクティブな作品「小人が住まう黒板」も常設展示中です。
黒板の中にはLECTのキャラクターであるユーくん、メーちゃんが小人たちと一緒に住んでいます。線を引いたり、ユーくん、メーちゃんをタッチすることで、黒板の中の世界はどんどん変化していきます。
チームラボカメラ
SNS連動型自撮りサイネージカメラです。サイネージの前に立ち、何もタッチすることなく、手をかざすだけで、自動的に撮影が始まり、様々なエフェクトやグラフィックがリアルタイムに合成された写真を、SNSにアップロードし、リアル空間の盛り上がりをSNS上へ拡散します。LINE連携機能で、企業LINE@アカウントと連携させ、撮影した写真を、LINE@からダウンロードすることも出来ます。
小人が住まう黒板
黒板の中には小人が住んでいます。
小人たちは黒板の中を歩いていて、こちらには気づきません。
小人をタッチしたり、浮遊するシャボン玉をタッチすることで、黒板の中の世界はどんどん変化していきます。小人の世界に様々なちょっかいを出して遊ぶことができます。