新宿サブナードに東海3県の味覚と伝統が集う「伊勢志摩マルシェ」オープン
アンテナショップというコンセプトは、地方の特色ある商品や文化を都市部に紹介することにより、地域の魅力を再発見し、地方創生に貢献することを目的としています。この取り組みは、消費者にとって新たな発見や体験の機会を提供し、生産者にとってはより広い市場へのアクセスを可能にします。特に、地方と都市部の間に存在する情報格差を埋め、地域産品の価値を高める役割を担っています。
このような背景の中、新宿サブナード地下街に新たにオープンした「伊勢志摩マルシェ」は、三重県、愛知県、岐阜県という東海3県の厳選された商品を取り扱うアンテナショップです。地元の生産者と消費者を直接結ぶこの店は、地方の活性化への取り組みとして、地元の特色ある商品を都市部に紹介する役割を果たしています。生産者の熱い情熱や商品に込められた思いを直接感じることができるのは、アンテナショップならではの特長です。
「伊勢志摩マルシェ」では、地方創生事業を運営する株式会社アクアプランネットが、三重県のアンテナショップを10年間運営してきた経験とノウハウを活かし、愛知県と岐阜県の商品も含めた100%民間運営のアンテナショップを立ち上げました。従来の自治体主体のアンテナショップとは一線を画し、新しい形の地方活性化への貢献を目指しています。
店内では、週末を中心に様々な業者が店頭に立ち、限定販売や新作の試験販売を行うなど、訪れるたびに新たな発見ができるような空間を提供しています。オープン初日は、三重県伊勢市の生産者によるデニッシュ食パンとクラフトコーラの販売で、地元産の食材を使用した添加物や保存料を使用しない安全で美味しい商品を提供しました。
また、店内のディスプレイでは、四季折々の日本の美しさを感じさせる「春の銘菓街道」を開催中で、三重県伊勢市の岩戸屋の「岩戸餅」など、東京ではなかなか手に入らない地方の銘菓が並びます。これらの商品を通じて、消費者は地方の味わい深い文化や伝統に触れることができます。
伊勢志摩マルシェのオープンは、新宿サブナード地下街における新たな第一歩と言えるでしょう。1973年に開業したこの地下街は、新宿最大のショッピングエリアとして、多くの人々に親しまれています。伊勢志摩マルシェは、地域の魅力を都市部に伝える新たな窓口となり、消費者と生産者の橋渡しをする重要な役割を担っています。地方の特色ある商品を都市部の人々に紹介し、地方創生に貢献するこの取り組みは、今後も注目されることでしょう。以下、株式会社アクアプランネットのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
【店舗概要】
店名:伊勢志摩マルシェ
住所:〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町1丁目靖国通り下 新宿サブナード地下街内414区画
TEL: 03-5315-0460
定休日:サブナード休館日に準ずる営業時間: 10:30~21:00
Webサイト:https://iseshima-marche.com