新商材を取り扱う店舗
どんな時代も新しい商品を取り扱うということは難しいものです。車が普及していない時代に車を販売すること、原付バイクが普及していない時代に原付バイクを販売する際に要したマーケティングコストは当時のものでは考えられないほどのものでした。費用面も時間も相当費やしてなんとか世の中に広めることができたというものです。最近ではCBDがこれにあたります。私は試したことがありませんが、CBDとは大麻草の茎や種子から抽出される成分のもので昨今電子タバコのリキッドであったり、美容オイルや食品にも配合されたものが増加していっています。
このCBDですが日本で大麻草を栽培できないものですから、海外からその素材を輸入したものをつかうことになります。海外からそれら素材を輸入した際には必ず厚生労働省の各地方厚生局の麻薬取締部で確認をとってからの販売になります。というのも昨今海外製造工場で製造されたCBDの中に幻覚を誘発する成分が誤って混入しているケースが増えているからです。新しいもので健康に直接的に関係するものであれば尚更世の中に受け入れられるには時間がかかるものです。
そんな難しい商材ですが世の中的には注目度が高いCBDのブランドが新宿ミロードのOMO店舗「one×one(ワンバイワン)」に期間限定で店舗を出店するとのこと。株式会社DropStoneが展開する、麻(Green)の力で私たち(us)の明日を輝かすというブランドコンセプトのGreeusはCBDのメイドインジャパンブランド。食品から化粧品まで幅広く日本人にあった商品開発に定評があるブランド。オンラインだけではなく、オフラインでも顧客と接点をもつことで商品に対する理解が深まり、世の中に浸透していくものなのかもしれません。
新しい商品を販売する店に出店いただくためには、その商品の認知度、展望など含め柔軟に商業施設側が対応しつつもコンプライアンスを厳守することが重要。商業施設側の対応次第で商品の認知度拡大、売上拡大が可能になることも。今後の株式会社DropStoneの展開に注目です。以下、株式会社DropSoneのプレスリリースより画像と店舗概要を引用。
店舗名 :one×one(ワンバイワン)新宿ミロード店
日程 :2022年5月13日(金)〜6月2日(木)
営業時間:11:00~21:00
所在地 :新宿ミロード 1-2階
※小田急線新宿駅南口改札横
※Greeusは2階に出店しています。