愛知・ささしまライブでGiGOがリニューアル 地域初となる「GiGOのたい焼き」導入でエンタメ拠点を強化
名古屋駅南側の開発エリアとして注目を集める「ささしまライブ」において、アミューズメント施設「GiGOマーケットスクエアささしま」がリニューアルオープンする。同施設は、映画館や飲食店、スポーツ施設が集積する複合商業施設「マーケットスクエアささしま」内に位置し、2020年の開業以来、クレーンゲームや音楽ゲームを中心に地域需要を取り込んできた。学生や観光客をはじめ幅広い来街者が行き交う同エリアにおいて、エンターテインメントの受け皿として機能してきた背景がある。
今回のリニューアルでは、既存のゲームラインアップに加えて、愛知県では初導入となる「GiGOのたい焼き」を新たに展開する。秋葉原や池袋などで展開されてきた同ブランドは、外はカリッと中はふんわりとした食感を持つたい焼きに加え、ゲームやアニメ作品と連動した限定コラボたい焼きを提供している。コラボ商品は専用型から製造する仕様で、企画ごとに希少性が担保される点が特徴である。ゲームセンター内に軽飲食機能を併設することで滞在性が高まり、目的来訪を促進する導線としても期待される。
ささしまライブは、名古屋駅から徒歩圏にありながら独自の都市開発が進むエリアである。学生が多く、ビジネス需要や観光目的の来訪も見込めるため、施設としてのターゲットは自然と広がりを持つ。映画館や飲食店と回遊性が生まれやすく、アミューズメント業態との相性が良い点も強みである。GiGOではキャラクターコラボカフェスタンドを併設してきたが、今回のたい焼き導入により、エンタメと軽飲食という二つの軸が明確に強化されることとなる。
同店は260台規模のゲーム機台数を備え、クレーンゲーム149台、プリントシール機11台、キッズ向けゲーム4台、体感・音楽ゲーム96台という構成で運営されている。クレーンゲームは地域でも人気の高い分野であり、IP景品との親和性が強い。音楽ゲームも充実しており、名古屋駅周辺のアミューズメント店舗の中でも大型のカテゴリに属する。リニューアルによって新たな利用層の取り込みが見込まれ、商業施設としての集客効果にも寄与する可能性がある。
名古屋駅周辺はゲームセンターの競合が集中するエリアであるが、ささしまライブは映画館利用者や学生が多いことから、ゲームの利用動機が「滞在」「回遊」「体験」に寄りやすい特性がある。今回のリニューアルは、同エリアの回遊動線の中でGiGOが果たす役割を一段階引き上げるものであり、キャラクターコラボを軸にした集客モデルとの相性も良い。滞在性の高いエンタメ機能に限定コラボたい焼きという新たな魅力が加わることで、商業施設全体の価値向上につながる点が注目される。
ささしまライブは都市再開発により発展が続いており、地域の多様な来訪者に対して複合的な体験価値を提供することが重要になっている。エンタメを中心に据えたGiGOのリニューアルは、その文脈に沿うものであり、施設内での時間の過ごし方を広げる提案として機能する。愛知県初となる「GiGOのたい焼き」を核に、アニメ・ゲームとのコラボ企画も引き続き展開されることが予想され、今後の動向が注目される。同社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■「GiGOマーケットスクエアささしま」概要
●住所:愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60番地14号 マーケットスクエアささしま 1階
●アクセス
電車:JR、名鉄、近鉄、名古屋市営地下鉄東山線・桜通線 名古屋駅より徒歩13分
名古屋臨海高速鉄道あおなみ線 ささしまライブ駅より徒歩4分
●営業時間:平日10:00~23:00、土・日・祝日10:00~23:00
●営業面積:580坪
●設置台数:合計260台
クレーンゲーム/149台、プリントシール機/11台、キッズゲーム/4台、体感音楽ゲームその他/96台
●店舗URL:https://tempo.gendagigo.jp/am/sasashima/
●店舗X:https://x.com/GiGO_Sasashima
●電子マネー:対応
●GiGOアプリ:全てのサービスに対応(シンカターミナルで利用可能)







