思わず購入したくなる場所そこは・・・
駅前立地の商業施設で気になるポイントはやはり乗降車数。乗り降りする人数が多ければ多いほど商機があるのではないかと勘違いしてしまいやすいのですが、じつはそうでもないんですよね。実際に購買モチベーションを持ってその駅を通過しているかどうかというとそれは違います。例えば大崎駅などで買い物をしようと思って駅周辺を訪れる人はそうそういません。でも、山手線大崎駅はJR東日本の乗降車数でいくと仙台駅の3倍。ビジネス立地プラスタワーマンション群の駅ですが、ビジネス立地というだけで相当数の乗降客数を誇ります。実際のランキングとしては1位、2位は新宿池袋が常に上位。3位は横浜で4位が東京駅。
東京駅は東京の新幹線の玄関口。北陸、甲信越、東北、九州、関西、東海から人が集まる場所でもあります。他の駅と大きく異なるのはお土産需要が凄まじいことと、電車内で食べる弁当需要が凄まじいという点です。あとは乗り継ぎでちょっとブラブラと時間をつぶしてちょっとした何かを買って帰ろうかという場所。ちょっと何かを買って帰ろうかと言うときにぴったりなのが本や雑貨。今回はそんな東京駅はグランスタ東京にロフトのコスメ専門業態が出店するというもの。
3月4日にコスメロフトグランスタ東京店がOPEN予定。単なる化粧品店ではなく、知名度が抜群に高いロフトが化粧品だけをセレクトした業態であるという点に注目があつまります。この業態、東京駅で4店舗目となる業態。これまで東急プラザ表参道、イクスピアリ®、国立nonowaに出店していましたがここが一番しっくりくる出店となるのではないでしょうか?店舗の特徴としては乗り換えスキマ時間に素早くたちよれ、短い時間で買い回れるコンパクトさを活かした売場づくりとなっているとのこと。コンパクトゆえに商品を絞って、新作、ロフト限定、デイリーコスメ3600種類を取り揃えてのOPENとのこと。
コロナで人の移動が低下していますが、東京都はこのところ毎日前週比より感染者は低くなりつつあります。ピークは超えて徐々に下がっていくことが目に見えてきています。コロナ以降の社会でどこまでマストランスポーテーションが重視されるのか?長距離移動がどうなっていくのか?という点は見えていませんが、今回の業態での出店はこれまでの常識で考えると間違いなく成功するように思える出店です。以下、株式会社ロフトのプレスリリースより画像と店舗概要を引用。
【店舗概要】
◇名 称:コスメロフトグランスタ東京店
◇所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 JR東日本東京駅構内地下1階(改札内)
◇電 話:03-3215-6210(店舗代表)※3月4日(金)以降開通
◇開業日:2022年3月4日(金)
◇営業時間:10:00~21:00 ※施設の営業時間などにより変更する場合がございます。
◇売場面積:約33坪 (約109㎡)
◇従業員数:10名