広島「アルパーク」に大型ゲームセンター「GiGO」が出店 – 商業施設の新たなエンターテイメント戦略に注目
広島市西区の大型商業施設「アルパーク」に、新たなエンターテイメントスポットが誕生する。株式会社GENDA GiGO Entertainmentは、2024年9月20日(金)、「アルパーク北棟」2階に「GiGOアルパーク北棟」をオープンすると発表した。
アルパークは、JR山陽本線「新井口駅」と広電宮島線「商工センター入口駅」の両駅前に位置する複合型大型商業施設で、北棟、東棟、西棟の3つの建物で構成されている。今回オープンする「GiGOアルパーク北棟」は、映画館も入居する北棟の2階に422坪の広さで展開される。
立地の特徴として、ショッピングの合間や映画鑑賞後に気軽に立ち寄れる便利なロケーションが挙げられる。特に注目すべきは、同フロアに地域最大級のプラモ・フィギュアショップが既に出店していることだ。これにより、ゲームやアニメキャラクターファンが集まるフロアとしての魅力が一層高まると期待されている。
店内には、クレーンゲームやメダルゲームを中心に、音楽ゲームや大型ビデオカードゲームなど、ゲーム愛好家向けの機器がフルラインナップで揃えられる。さらに、商業施設内という立地を活かし、ファミリー層も楽しめるプリントシール機やキッズカードゲームも設置される。
設置台数は合計291台に及び、その内訳はクレーンゲーム145台、メダルゲーム72台、体感音楽ゲーム31台、ビデオ大型カードゲーム28台、キッズカード10台、プリントシール機5台となっている。これほど多様なゲーム機器を一堂に集めた施設は、地域のエンターテイメント需要に応える存在となりそうだ。
GENDA GiGO Entertainmentは、「GiGO」ブランドの意味を「Get into the Gaming Oasis(ゲームのオアシスに飛び込め!)」と説明している。この理念には、どんな時代でも人々の欲求を「リアルな場」で満たし、進化し続けることが新しいゲームセンターの価値であるという考えが込められている。
今後は、GiGO限定景品やキャンペーンなど、独自のエンターテイメントコンテンツを提供することで、幅広い年齢層に愛される「エンタメスポット」を目指すという。商業施設内のゲームセンターとして、買い物客や映画鑑賞客など多様な来場者に対して、新たな楽しみ方を提案していくことが期待される。
商業施設におけるエンターテイメント施設の重要性が高まる中、「GiGOアルパーク北棟」の開業は、地域の集客力向上と滞在時間の延長に寄与する可能性がある。今後、この新たな施設が商業施設全体の活性化にどのような影響を与えるか、業界関係者の注目を集めそうだ。以下、株式会社GENDA GiGO Entertainmentのプレスリリースから画像を引用。