専門店街アルパが約2,300㎡・23店舗を刷新、第二弾は2026年2月までに9店舗が順次開業
by katzaota · 2026年1月9日
サンシャインシティ(東京・池袋)内の専門店街アルパで、今秋から冬にかけて進む約2,300㎡・23店舗の刷新のうち、第二弾として2026年2月までに9店舗が順次オープンする。第二弾は9店舗のうち7店舗が新店で、第一弾として11月までに14店舗が開業した流れを引き継ぎながら、入口周辺とレストランフロアを軸に更新を進める構成となっている。
今回のリニューアルで施設側が前面に出すのは、西入口側の“顔”をつくり直すことだ。1F西入口エリアには、SNIDELやgelato piqueなどを扱う「USAGI ONLINE STORE」と「gelato pique cafe」が2026年1月30日に開業し、既存店も含めて衣・食・住をまとめて回遊できるゾーンを形成するとしている。入口に複数カテゴリを束ねる再編は、目的買いだけで終わらない回遊を起こしやすくするための編集であり、短時間の立ち寄りでも“選べる幅”を確保する狙いが見える。
平日の需要を強く意識したのが、1Fの「CRISP SALAD WORKS」である。2月中旬の開業予定で、事前注文に対応した提供などを通じ、オフィスワーカーのタイパ意識と健康志向に応えると説明している。メニューの特徴だけでなく、注文から受け取りまでをスムーズにする運用面まで含めて語っている点は、施設側が日常利用の頻度を高めたい意図を示す部分である。
一方で、週末や来街者の“体験”を受け止める層はB1と3Fに厚く配置する。B1西入口エリアには「山下本気うどん」が2025年12月15日に開業し、SNS映えするクリームうどんを話題メニューとして挙げている。3Fレストランエリアには、ご飯おかわり自由を掲げる定食屋「竈門ご飯 一穀」(2026年1月15日開業予定、国内2店舗目と説明)や、客が石盤で焼き加減を仕上げる「牛かつ もと村」(2026年2月上旬開業予定)を含め、利用シーンの幅を広げる。さらに「しゃぶ菜」は2025年12月22日の開業予定としており、家族利用まで含めた受け皿を整える流れが明確である。
この構成を俯瞰すると、1Fは“短時間で完結する日常の食”、B1は“回遊中に立ち寄るカジュアルさ”、3Fは“滞在と体験を伴う食”という役割分担が成立している。同社は今回の刷新を通じ、トレンド感と日常使いのしやすさを高め、「池袋で過ごす一日」をより豊かにする新しいアルパを提案するとしているが、店舗の組み合わせ自体がその方針を具体化している。
加えて、B1旧「味の小路」エリアは現在クローズ中で、2027年にフードホールとしてリニューアルする予告も出した。短期の入替にとどまらず、食の集積を中期計画として更新する姿勢を示した点は、今回の第二弾を「途中経過」として位置付ける材料になる。売上面でも、アルパは前年度に過去最高の359億円を記録し、当年度の4〜12月度も前年度を上回るペースで推移しているといい、好調局面で次の成長の型を組み直す局面にある。西入口のゾーン再編という施設側の更新と、タイパ型・体験型の飲食を並行して厚くするテナント側の更新が重なることで、平日と週末の需要を同じ動線で受け止める設計が、第二弾の中核になっている。以下、株式会社サンシャインシティのプレスリリースから画像とオープン店舗一覧を引用。





