寺田倉庫による革新的まちづくり:「HAZAAR」が羽沢横浜国大駅近くに2024年秋開業
異業種がデベロッパーとして商業施設開発に取り組む時代が来ています。株式会社ギガプライズと株式会社エイトノットアンドカンパニーの合弁会社である株式会社LTMが手掛けたLIVINGTOWN みなとみらいなどが記憶に新しいところですが、今回は寺田倉庫株式会社があらたなプロジェクトを進行中。これまでの商業施設の常識にとらわれない、まちづくりを意識した商業施設開発に注目が集まっています。
寺田倉庫株式会社が新たに手掛ける複合商業施設「HAZAAR(ハザール)」が、2024年秋、相鉄線「羽沢横浜国大駅」に隣接する場所に開業を控えています。このプロジェクトは、「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」と呼ばれる新たに開発された街の一角を占め、多彩な店舗が入居することで、住みやすい街づくりに貢献することを目指しています。
「HAZAAR」は、スーパーマーケットや医療機関、認可保育園、さらに産学民連携施設としての機能を持つ農業支援施設や横浜国立大学連携施設など、地域住民の様々なニーズに応える約25店舗の入居を予定しており、寺田倉庫にとっては初の複合商業施設開業となります。
「HAZAAR」の開発に際しては、羽沢エリアの歴史に敬意を表し、かつての倉庫街をイメージしたブリックモチーフの外観を採用しています。4フロアの商業施設内では、スーパーマーケットや医療機関、認可保育園をはじめ、農業をサポートする施設の入居も予定されており、羽沢エリアの特性を活かした店舗構成となっています。
「HAZAWA VALLEY」は、約16,000m²の広大な敷地に、駅、住宅、商業施設、医療機関、認可保育園など多様な機能を集約し、都会的な利便性と自然と共生する生活環境のバランスを目指しています。この新たな街づくりは、現代の変化する働き方や暮らし方に対応し、理想的な都市生活を提案するプロジェクトとして注目されています。
寺田倉庫株式会社は、この「HAZAAR」を通じて、地域交流の場やシビックプライドを醸成し、街の活気を創出することを目指しています。地域に愛される施設としての発展を目指し、新たな商業施設の開業に向けて進行中です。以下、寺田倉庫株式会社のプレスリリースから画像と施設概要を引用。
施設概要:
施設名称:HAZAAR (ハザール)
所在地:神奈川県横浜市神奈川区羽沢南2-44-7
売場面積:約5,000㎡
開業時期:2024年秋