多様化するアウトレット店舗運営
アウトレットといえばモールのイメージですが、最近では一般の商業施設にもアウトレット店舗が出店するようになっています。今回ご紹介するB.C STOCK LIMITEDはベイクルーズグループブランドのアウトレット商品を一般の商業施設で販売する店舗ブランド。アウトレットに出店する時はB.C STOCK、一般の商業施設に出店する時はB.C STOCK LIMITED STOREやB.C STOCK LIMITED SHOPという名称で出ています。今回は福岡の株式会社RETAIL CONNECTがイオンモール岡山でB.C STOCK LIMITEDとして運営する形での出店とのこと。同社はこれまで九州数店舗九州でB.C STOCK店舗を運営している実績がある企業でグループの株式会社SRLは日本全国で販売代行を運営する企業。販売・VMD・接客のノウハウが豊富な同社グループ。単なる販売代行ではなく、株式会社RETAIL CONNECTはメーカーのアウトレット在庫をメーカー倉庫から店舗直送してもらい、店舗でMDをつくりあげて販売する業態を1.5次流通として展開する事業構想をおもちのようです。ベイクルーズ以外のブランドでの1.5次流通展開に今後の期待が高まります。以下、株式会社RETAIL CONNECTのプレスリリースより引用。
B.C STOCK LIMITED STOREがイオンモール岡山に本日 OPEN !
1.5次流通で社会課題を解決する株式会社RETAIL CONNECT
イオンモール岡山2Fに期間限定の「B.C STOCK LIMITED STORE」が本日(7月22日)OPEN!
(1.5次流通で社会課題を解決する株式会社RETAIL CONNECT。)ベーセーストック(B.C STOCK ベーセーストック)はベイクルーズグループのブランドである、ジャーナル スタンダード、エディフィス、スピック&スパン、イエナ、ドゥーズィエム クラスなどに加え、インポートアイテム、オリジナルウェアも展開。
ラインナップも幅広く、men’s&lady’sのカジュアルアイテムからドレスアイテムまで、またリーズナブルな商品が多く、様々なアイテムをミックスコーディネートをご提案します。
1.5次流通とは、いままでの2次流通では対応しきれなかった余剰在庫の消化に貢献する新しい流通形態です。
アパレル業界では現在、「大量廃棄」の問題がクローズアップされており、日本だけでもおよそ100万トンが廃棄されていると言われています。 また、「余剰在庫」も大きな問題となっています。年間約28億点が生産され、約14億点が余ってしまっているというデータもあります。 「大量につくっても半分は余り」、「100万トンもの衣服が1年で廃棄されている」ことになります。 SDGsの観点からこの問題は解決していかなければならない課題です。 これまでは、余剰在庫の一部が2次流通に回るだけで、それ以外の商品の多くが廃棄されてきました。 私達は新たなサービスで、この課題解決に貢献できると考えています。私達は社会課題を解決することで、アパレル企業の環境やSDGsへの取り組みをバックアップし、ブランド価値の向上に貢献します。