売上仕入れマッチングサイトによる商品拡大
究極、小売店の売上最大化は在庫の最大化でしかありません。それに挑戦しているのがアマゾン。アマゾンはこれまで紆余曲折ありましたが結果として世界NO1の小売業者となっていきました。その背景には倉庫の拡大と物流などの努力がありました。ではリアルな店舗がどうやって商品数を拡大すればいいか?
リアルな店舗の場合は目の前に在庫が見えていないといけないのでどうしても仕入れコストが先にかかってきます。仕入れコスト=売上と直結していないので結果として現金がショートしていくことになるので思い切った商品仕入れを行うことができません。
他方で今や空前のハンドメイドジュエリーブーム。メルカリなどを通じて多くの方がハンドメイドジュエリーなどを販売しています。それら商品の売り場はネット上しかなく、リアルな売り場はありません。そこで、株式会社スペースエンジンはメーカーと売り場をつなげるサービスを今回ローンチしました。
メーカーには売り場を提供、売り場には手軽に商品を提供。WINWINの関係を作り上げることができる仕組みづくりを提供することになったようです。しかし、利用規約をみるとメーカーは売上時に35%を小売店に。15%を株式会社スペースエンジンに支払わなければいけません。ということは50%の販売経費がかかります。それプラス固定費なので総コストとしてはメーカー側は実質50%プラス固定費を支払わなければいけません。
現実にはメーカー側に対しては、在庫リスクが残り、売れ上げ仕入れなのに50%で卸さなければいけない厳しい経済条件になるサービスになっています。とはいえども、何もせずに売上がたたない厳しい状況のメーカーにとっては救世主的なサービスになるのではないでしょうか?以下、株式会社スペースエンジンのプレスリリースより抜粋。
世界初の店舗シェアリングサービス「SpaceEngine」、東急不動産との連携による「東急プラザ銀座」「デックス東京ビーチ」での実証実験が決定]
世界初の店舗シェアリングサービスSpaceEngine(スペースエンジン)を運営する株式会社スペースエンジン(本社:大阪府大阪市、代表取締役:野口寛士、以下 SpaceEngine )は、東急不動産株式会社(本社:東京都港区、社⻑:大隈 郁仁、以下 東急不動産)と連携し、東急不動産が運営する「東急プラザ銀座」「デックス東京ビーチ」にて首都圏初のSpaceEngineの期間限定ショップを1月中旬にオープンし、店舗のシェアリングの実証実験を実施することをお知らせいたします。
連携の背景
SpaceEngineは「店舗の民主化」を掲げ、誰でも、好きな期間、好きな場所で自身の商品を販売できる世界の創造を目指しています。サービスリリースに向け、利用可能な売り場の面積拡大に取り組んでいた際、インキュベーション施設 「Plug and Play Shibuya powered by 東急不動産」を通じて、東急不動産株式会社と実証実験の検討をスタートし、約1ヶ月間の期間を経て今回の実施に至りました。実証実験の概要
東急不動産が運営する「東急プラザ銀座」「デックス東京ビーチ」の2箇所にて首都圏初のSpaceEngineの期間限定ショップを1月中旬にオープンし、店舗のシェアリングの実証実験を実施致します。
店舗シェアリングサービスSpaceEngineの期間限定ショップでは、SpaceEngineが受託者となり、リアル店舗で自社の商品を販売・PRしたいメーカー様の商品を委託販売形式で販売致します。
メーカー様は、出店コスト、人件費などを完全流動化し、在庫を発送するだけで、人気リアル店舗で商品を販売することができるSpaceEngineのサービスを体験することができます。店舗シェアリングサービス「SpaceEngine」とは
SpaceEngineは、世界中の人気店舗に「商品の販売代行」を依頼できるサービスです。
「商品を作っているメーカー」と「販売代行をおこなってくれる店舗」を委託販売形式でつなぐことで、メーカーは自身で店舗を構えることなく、全世界の人気店舗で自身の商品を販売することができます。
既にファッション、家電、食品など様々なジャンルの2000社を超えるメーカー様、商業施設、映画館、スポーツジムなど多用な店舗にご利用頂いています。