増えるエシカルな店舗
SDGs関連の店舗がまた一つ。SDGsというのは国連の提唱している目標と目標達成のための指標。ただの目標と指標なのでその枠にとらわれず何か社会にいい事したいなあと思ったり、実際にアクションを起こしたりする人や団体が日々日々増えていっています。株式会社アーツ&カルチャルマネジメント社はアッシュ・ペー・フランスのハウスエージェンシーながら、エシカル(倫理的)な小売店舗のエシカルコンビニを公園の中やマリーナの中など特別な場所で展開されている会社。今回は阪神梅田本店にPOPアップショップではなく正式出店となる。
エシカルコンビニは4つの配慮(資源への配慮、動物への配慮、自然への配慮、海への配慮)をクリエイティビティからヒントを得て、生活に気づきを与える店舗というコンセプト。エシカルコンビニで取り扱われている商品はコンセプトにあった商材。今回はドライフルーツや潜在の量り売りも導入とのこと。コンビニで買える商品をエシカルにというコンセプトも踏襲しつつ、アパレルやアクセサリー類も取り扱う。今回の注目は内装を循環素材・環境負荷低減素材のものを使用するとのこと。店舗の環境問題の大きな課題の1つは内装。定借で数年しか出店しないのにそこでしか使えない造作をつくることが多く、そこの環境負荷を低減することで環境インパクトは大きく低減していきます。
エシカルを売りにするのはいいことだし、これを機会に自分ができることを考えてみたり、社会・環境のことを考えたりすることは重要なこと。大切だなあと思うのはこれが特別な動きではなく、ナショナルチェーンの企業が少しでいいのでこういう取り組みを定期的にしてくれればよりよい社会に近づいていくのではないのかなと思いました。今後もエシカルな店舗が増えていき、より良い社会になっていけることを祈りつつ同時にその皮切りとなるべくエシカルコンビニが阪神梅田で多くのお客様から支援される店舗になること期待をしています。
以下、株式会社アーツ&カルチャルマネジメント社のプレスリリースより画像と店舗概要を引用。
【エシカルコンビニについて】 URL:https://ethical-conveni.com/pages/about
コンビニというネーミングには、「日常の手に届く範囲のものを通じて、倫理と向き合い、暮らしを変えていきたい」というメッセージがこめられています。自然への配慮から、気づきの連鎖まで、6つのエシカルキーワードを軸に商品展開。現在では国内外のおよそ100のブランドを取り扱っています。
大きな特徴は積極的な接客をしないこと。店頭でご質問いただければ喜んでお伝えしますが、情報を押し付けたりはしません。どうしてこれがエシカルなのかを考えたり調べたりすることで、気づきの連鎖が生まれ、それが本来の豊かさにつながったらという想いがあるからです。可能な限り皆さまの手の届くところに【エシカルコンビニ】 があるようにという願いを込めて、これからも邁進してまいります。【店舗概要】
店名:エシカルコンビニ 阪神梅田本店
所在地:〒530-8224 大阪市北区梅田一丁目13番13号 阪神梅田本店2階
営業時間:午前10時~午後8時(当面の間。詳細は阪神梅田ホームページをご確認ください)
URL:https://ethical-conveni.com/