地産地消と商業施設
地域密着型商業施設が昨今大流行してポストオリンピック、ポストコロナの流れの中で投資家からも熱い視線を受けています。地域密着型の商業施設の今後の一つの鍵となるであろうものが地産地消。大都市部では難しいものがありますが、その場所で採れた作物をその場所で販売する仕組みは今後ますます注目されていく商業のトレンド。これまでの地産地消といえば野菜や魚の直売というイメージでしたが今後は野菜や魚を加工して販売する流れに。
農家→消費者から農家→加工・流通→消費者という流れになることでより消費者が購入しやすい地産地消のモデルがうまれていきます。加工・流通の中でこれまでは煎餅とかお餅とか日本に昔からある菓子などに加工するのが通例でしたが、これからはよりトレンドに応じた形の加工・流通が注目され人気に。今回はそんな新しいカタチの地産地消に取り組んでいる事例をご紹介。
東海地区で色々な飲食業態を展開する株式会社SORA GROUPが新業態を名鉄豊田市駅前のT-FACEにOPEN。取扱商品はキンパとフルーツハニースムージーという組み合わせの「ケイアルファ」。キンパのお米は豊田産のものにこだわって調理されたこだわりのキンパ。フルーツハニースムージーも豊田産のはちみつにこだわって発案されたもの。これまでの地産地消のようにどこか懐かしいテイストのものも良いのですが、今風にSNS受けがよいロゴとパッケージングの同社の新業態はこれまでの地産地消を一新する新しい取り組み。今後の展開に期待です。
以下、株式会社SORA GROUPのプレスリリースより画像と店舗情報を引用。
【店舗情報】
Kα-ケイアルファ-
愛知県豊田市西町6丁85-1 T-FACE A館 1F
TEL:0565-47-9990 定休日:施設に準ずる
営業時間:10:00〜20:00