地域コミュニティに寄り添う店舗の誕生
人口の一極集中化による地域社会の崩壊が叫ばれて久しい。地域社会の崩壊とは何かというと人口の減少だけではないのではないか?と思っています。地域社会に必要なものはコミュニケーション。もともと商店街でも商店でも街角でも存在していたコミュニケーションがGMSの地方進出やCVSの乱立により希薄化していったことも考えられるのではないかと考えられます。
お店に行くのはモノを買うため。これは当たり前ですが、お店に行くとモノを買う以外にもスタッフとコミュニケーションをとる楽しさがあります。今や店舗で声をかけられるとモノをかわされるのではないか?とお客様側がビクビクとしている光景をよく見かけます。今回はるやま商事株式会社が挑戦するのは地域の健康ステーションとして店舗を地域社会に開いていくとのことです。来店動機を商品の購買だけではなく、消費者の健康管理という新たな動機を加えた新業態を開店する。
インターネット通販にはできない、そこに行かないと享受できないサービスを提供するお店の開店です。健康管理を起点にしたコミュニケーションを消費者ととることが出来るようになると自然と売上も上がってくるのではないかと思います。コミュニケーション量を増やす新たな取組であると同時に企業の社会的責任:CSR的なアプローチでもあります。はるやま商事株式会社は社会貢献しながら、本業の売上を拡大に挑戦するというアプローチをとられています。小売業としてはまだまだ進んでいないCSRを積極的に進められた英断だとおもいます。今後のはるやま商事株式会社の健康経営および健康経営マーケティングに注目です。以下、はるやま商事株式会社のプレスリリースより抜粋。
【はるやま】コンセプトは“地域の健康ステーション” はるやま南彦根店 4月22日(土)移転オープン 体組成計・肌年齢測定コーナーを設けた最新型店舗を展開
はるやま商事株式会社(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長 伊藤卓)は、「はるやま南彦根店」を“地域の健康ステーション”というコンセプトのもとリニューアルし、4月22日(土)に移転オープンいたします。(2017年3月末時点 はるやま253店舗)昨今、健康経営や働き方改革への取り組みが活発化し、社会全体におけるビジネスパーソンの健康や生活の充実に対するニーズ向上が伺えます。また、当社の調べによると、健康に関して“からだについての情報を知りたい”という方も多くいらっしゃることがわかってきました。
これらを受け、「はるやま彦根店」をリニューアルし、“地域の健康ステーション”をコンセプトとした新モデルの店舗を展開します。店内には、血管年齢測定器やストレス測定器などを揃えたコーナーを敷設、お買い物を楽しみながら、手軽に心身のコンディションをチェックしていただける最新型ショップです。
また、今後は同コンセプトの店舗を拡大すると共に、毎日の生活に気軽に取り入れられる健康を考えた商品展開も積極的に進めて参ります。◆“地域の健康ステーション”コンセプト店舗のねらい
はるやまは、2015年12月に発表した『スーツで日本を健康にする宣言 3つの約束』に基づき、「ストレス対策スーツ」などの商品開発や、「ノー残業手当制度」の導入など、お客様と社員の健康推進を目指した取り組みを実施して参りました。そしてこのたび、2つめの約束として掲げた『店舗を地域の健康支援の拠点』を実現すべく、お客様ひとりひとりが気軽に健康チェックできるコーナーを設け、地域の皆様の健康づくりに邁進いたします。◆健康チェックコーナーについて
手軽にご利用いただけるセルフチェック型の様々な機器を敷設し、定期的な測定を行っていただくことができます。ご自身のコンディション知る目安として役立てていただけます。
【設置測定機器】
・肌年齢測定器 ・血管年齢測定器
・ストレス測定器 ・体組成計
※測定結果に伴った具体的な販売アイテムなどはございません。
上記は医療機器ではなく、当社に薬事的なアドバイザーの設置も予定しておりません。あくまでセルフチェックにより、ご自身の数値を確認していただくための機器となります。
◆はるやま南彦根店 店概概要
開店日時 : 2017年4月22日(土)
住 所 :滋賀県彦根市西今町398番
電 話 : 0749-26-2231
営業時間 : 10:00~20:00 ※4月22日・23日のみ 9:00~20:00営業
商品構成 : スーツ、ジャケット、パンツ、ワイシャツ、ネクタイ、シューズ、
バッグ、ベルト、礼服、小物、肌着、服飾雑貨、ウィメンズ