地域に寄り添う地域のための商業施設イグーネ荒井開業
地方商業施設の運営をするときにどうして大都市圏の商業施設のMDやサービスが気になります。でも本当に商業施設を長く続けるためには流れていく目先の流行に目をむけることよりも地元の人にとっての価値がある施設づくりというのが重要になっていきます。
株式会社福互が手がけるイグーネ荒井はまさに地域の住民のための施設。日常のつどうという機能を演出しつつ、事業機会も創出し地域活性の一助になろうとしている心意気も感じる施設です。このような施設が日本各地に生まれてくると日本の商業も一つ変わってくるのではないかと思いを馳せました。今後の株式会社福互の展開に期待です。
以下、株式会社福互のプレスリリースより抜粋。
仙台市地下鉄東西線 荒井駅前に、複合施設「イグーネ荒井」2019年6月5日(水)オープン!
カフェ、美容室、様々なクリエイターの情報発信拠点としてのシェアオフィス等が集結!
株式会社 福互
株式会社福互(本社:宮城県富谷市、代表:三浦良太)は、仙台市地下鉄東西線荒井駅前に、複合施設「イグーネ荒井」を2019年6月5日(水)にオープンします。
荒井地区に良い環境と景観を
仙台平野には、昔から、風雪から屋敷を守るために家の周りに作られた「イグネ(居久根)」と呼ばれる屋敷林が多く見られました。 「イグネ」文化は、特に荒井地区で盛んで、周囲の景観や生態系の保護にも重要な役割を担っておりました。
その荒井地域に、緑豊かな美しい景観と、地域の皆さまが自然を感じられる快適な空間をつくることを目指し「イグーネ荒井」と名付けました。
樹々と建物が一体化したような独創的な建物の設計は、世界的建築家・前田圭介氏。造園は荻野寿也氏によるものです。内部は、季節や時間によって変化する自然のうつろいを感じられる空間が拡がっており、自然の快適さとモダンなインテリアが融合しています。
クリエイターの情報発信拠点としてのシェアオフィス
荒井地域は地下鉄東西線開通によって市街化が進み、今後ますます開発が期待されるエリアです。
人やモノの交流を活発化させることを目的に、新しい発想と技術力を持ったクリエイターの存在を紹介するシェアオフィスと、コワーキングスペースを設けています。
1階シェアオフィスには、デザイン建築ブランド「杜ハウス」をプロデュースする一級建築事務所「SAKURA studio(サクラスタジオ)」、オリジナル服を製作するアパレルブランド「i-Jp(アイジェーピー)」、デジタル技術によるプロダクトデザイン会社「tHiN’nk.(シンク)」が入ります。
クリエイターたちのモノづくりへのこだわりや想いを、地域の皆さんと共有し、様々な業種を超えて人と人、人とモノの新しい関係性が生まれる場所を目指しています。
2階コワーキングスペースには、地元の企業さまが2社と、「イグーネ荒井」の運営会社の株式会社楽日が入ります。
◾️施設概要
・名称:IGOONE ARAI (イグーネ荒井)
・所在地:宮城県仙台市若林区荒井東1丁目2-7
・運営会社:株式会社 楽日
・開業日:2019年6月5日(水)
・施設概要:カフェ・美容室・シェアオフィス・コワーキングスペース
・Webサイト:https://igoone.jp/
◾️運営:株式会社 楽日
仙台市内と福島県の郡山市に展開するニュージーランド系カフェ「Flatwhite Coffee Factory」や福島県三春町の「BRITOMART」を運営する(株)キオラガーデンと、宮城県の不動産会社(株)フタバ不動産が共同経営する新会社。集客スポットの企画開発・運営、施設管理をトータルで手がけます。