土地から解き放たられる商業施設のメタバース
2022年の注目キーワードのメタバース。メタバースとはネット上に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間のことを指します。メタバースの活用事例としてはバーチャルコンサートなどのふわっとしたものがこれまで多かったのですが、なんとメタバースモールが昨日登場しました。ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社がmonoAItechnology株式会社が開発・運営するメタバースのプラットフォームXR CLOUD上に「そらのうえショッピングモール」をオープン。
実際にアプリケーションをダウンロードしてみて使ってみた。実際に使用する上でいくつかのハードルが存在している。まずXR CLOUDにアカウント登録しないと行けない点。アプリケーションをダウンロードしなければいけない点。そのうえでチケットを得るる必要があるので3つの段階をクリア出来て初めてメタバース空間にログインできる。そこまで来てもまたもう一段階障壁があり、アバター登録が最後に残っている。ここまでして初めてメタバース空間に入ることができる。
実際に入ってみると他の利用者が見れないようにしているのか?利用者は複数の時間で訪問しても多くて他の利用者を見かけたのが3人程度となっている。実際に3人だと本当に厳しいと思うが流石にそれはないだろう。モールの中には店舗が出店しておりお店に入ると実在の店舗の画像が表示、棚に説明が記載されておりそれをタップするとメタバース外のECサイトにリンクしており商品を購入することができる。
このメタバース商業施設の肝は2人以上で集まって買い物に行くことなのだろうが、実際の売り場にいくと外部サイトにアクセスするので外部サイト上ではボイスチャットもできない。そこでは突然いつもの無味乾燥としたECサイトの世界にアクセスすることになる。メタバースの楽しさとショッピングの楽しさが相乗効果になればいいのですが、技術の革新は目まぐるしいものでそれは近日に達成されることになるのではないでしょうか?いよいよ商業もリアルから本格的に解き放たられる時代がくるのかもしれないと思わされたニュースでした。
以下、ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社のプレスリリースより画像と詳細を引用。
『そらのうえショッピングモール』のチケットサイトから(下記URLのWEBブラウザ)イベント参加
https://www.ticket.xrcloud.jp/event/7e9e6f3046f48c0f8bc23db349ce477d
バーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD(エックスアールクラウド)」のアプリをダウンロード
(パソコンは、Windows、Mac・スマートフォンは、ios、Androidに対応)