商業施設のフロアコンセプトのあり方
9月16日にJR西日本SC開発株式会社の運営する大阪駅直結商業施設、ルクア大阪のルクア イーレ4階のフロアコンセプトを変更し新しいエリアとして再出発するとのこと。そのコンセプトが「マイペース、いいよね」とのこと。
お客様が自分のペースでみつける
お客様が自分のペースでつくる
お客様同士、お客様と店が混ざりあう
お客様が自分のペースでお客様自身が楽しいと感じる場所を作る
ということらしいです。自分なりの解釈ですが業種業態が異なる店舗を1つのコンセプトでまるっとまとめるために作り上げたコンセプトなのではないかとおもいます。ハード面でのコンセプト統一は店舗側ではなくデベロッパー側が内装管理などで可能なのですが、ソフト面でのコンセプト管理を店舗と一緒に作り上げることは容易にはできません。
このルクア イーレの4Fでは4つのおすすめポイントがあるとされています。
1.モノの購入ではなくその場で楽しく過ごせる
2.ワークショップに参加して楽しく過ごせる
3.ネットショップがある
4.フロア専用のイベントスペースがある
一所懸命考えて、店舗の方々と調整されて作り上げられたコンセプトフロアになることは間違いないかと思いました。今回のニュースの肝はデベロッパーがハードとテナントミックスを中心としたゾーン構築ではなく、顧客ニーズに寄り添ってテナントとデベロッパーが一緒にフロアを作っているところにあると思いました。今後同様の取り組みをするところも増えるのではないかと思いますが、今回のリニューアルに関しては個人的にはワークショップ中心のフロアとかの方がわかりやすいかもなあとも思いました。
しかし、大胆で力の入った取り組み今後の展開に注目です。以下、JR西日本SC開発株式会社のプレスリリースより画像を引用。