商業施設における遊び場について
商業施設における遊び場が重要視されたのは20年以上前。子供にたいしてお金を支払うのが両親とその両親の合計6名、シックスポケットと呼ばれるようになったくらいから遊び場が重要視されるようになっていきました。子供と商業施設にいき、子供が遊べる場所を求める声がそのくらいから増えていった背景がそこにあります。そのくらいから高級地域玩具のボーネルンドが多店舗化していき、ボーネルンドの遊び場もたちあがりました。
商業施設における遊び場は2種類あります。それは無料のものと有料のものです。無料のものはデベロッパーが共有部に設置するものですが、基本的に安全性を考えるとあまりアクティブなものは設置することができません。とはいえども、無料の遊び場は抜群の人気でそこで遊ぶために通う子供と親もいるくらいです。集客の一つの装置として無料の遊び場は活用されています。ただし前述したとおり、安全性に課題があるために思い切った設備は設置することができません。他方で有料の遊び場はアグレッシブで面白い遊具が設置されています。
プロジェクションマッピングを活用したものやARを活用したものがここ数年間人気でした。しかしコロナを契機に有料の遊び場で遊ぶ子どもたちの数も減りつつあり遊び場を運営する企業も苦戦を強いられています。そんな中北九州にOPENするイオンモール株式会社のジアウトレットキタキュウシュウの中に全く新しい業態の遊び場がOPENします。株式会社ワイドレジャーがしかける遊びと可能性をかけた造語のASOBLE(アソブル)は屋内型の無料および有料アミューズメントパーク。延床が3436.78㎡と非常に大きな遊び場。中が3つのゾーンにわかれており、ゲーム・カフェ・あそびをテーマにしかけれている。
ゲームはARシューティングアトラクション、売上の1%を寄付するチャリティクレーンや大型クレーンゲームが設置されている。遊び場はドーム状の遊び場と巨大な滑り台、迷路など大型の遊具が沢山設置予定となっている。あとは欧州発の発電シーソー・ブランコ・スピナーなどの遊びを通じて発電の楽しさを学べる遊具も設置予定。これだけ大きな施設なので子どもたちが安全に遊べるように考えるとスタッフの数も増えてしまい運営も大変そうだが、福岡の子どもたち、北九州の子どもたちに愛される場所になりしっかりと集客を行う場所になっていくだろうと思われる。以下、株式会社ワイドレジャーのプレスリリースより画像を引用。