京都ポルタ、2025年春に17店舗をリニューアル!お弁当・ファッション・雑貨の新潮流
JR西日本京都SC開発株式会社が運営する「京都ポルタ」では、2025年2月から4月にかけて、大規模なリニューアルを実施する。駅ビル2Fの「京名菓・名菜処 亰(みやこ)」と、地下街西エリア・南エリアにおいて、新規出店11店舗、改装・移転6店舗の計17店舗が順次オープンする。
京都駅ビル2F南北自由通路に面する「京名菓・名菜処 亰」では、地元京都の名店から全国的に人気のデパ地下ブランドまで、多彩な弁当・惣菜店が新規出店する。特に「京都離宮~おだしとだしまき~」や「スター食堂」、「魚がし日本一」など、注目の5店舗が新たにラインナップに加わる。これらの店舗は、観光・出張客のみならず、地元の利用者にも魅力的な食の選択肢を提供する。また、売場やエントランスを一新し、視認性を向上させることで、利用客が目的の店舗を探しやすくする工夫が施される。初めて訪れる人にも分かりやすいデザインを採用し、視覚的にも訴求力のある空間へと進化する。
地下街の西エリア・南エリアにおいては、人気ファッション・雑貨ブランドが新規出店する。特にライフスタイル雑貨ブランド「キャス キッドソン」が西日本初の店舗として再上陸。2020年に日本市場から撤退した同ブランドは、2024年に復活を遂げ、今回京都ポルタに国内2号店を構える。また、「フリーズマート」「ピーチ・ジョン」といった、ミレニアル世代の女性をターゲットにしたブランドも新たに登場。リラックス感のあるトレンドスタイルを提案する「フリーズマート」や、自分らしさを大切にする女性向けインナーウェアブランド「ピーチ・ジョン」は、京都駅エリアでは初の店舗展開となる。加えて、人気のルームウェアブランド「ジェラート ピケ」は、現在の南エリアから西エリアに移転し、店舗面積を拡大。これにより、より充実した商品展開が可能となる。
2023年3月、「京都駅前地下街ポルタ」と「京都駅ビル専門店街ザ・キューブ」が統合され、新たに「京都ポルタ」として生まれ変わった。それ以来、利用者のニーズを反映しながら、施設全体のコンセプトを再構築し、商業空間の魅力を向上させてきた。今回のリニューアルは、その一環として、さらに利便性と話題性を兼ね備えた施設へと進化させる取り組みとなる。今後の詳細な開業スケジュールや追加のリニューアル情報は、2025年2月中旬に発表予定。京都ポルタの新たな展開に、引き続き注目が集まりそうだ。以下、JR西日本京都SC開発株式会社のプレスリリースから画像と施設概要を引用。
■施設概要
○運営会社
JR西日本京都SC開発株式会社
代表取締役社長 森本 卓壽
○所在地
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901番地
京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町902番地
○店舗数
210店舗(2025年1月現在)
○面積
延床面積:35,400㎡ ショップ面積:15,500㎡
○営業時間
エリア、フロアにより異なります。
○定休日
不定休