京都ポルタ、春の大規模リニューアルへ ― 新店舗と特色あるイベントで新たな魅力を展開
京都の商業施設「京都ポルタ」が2024年春に大規模なリニューアルを実施することが発表されました。JR西日本京都SC開発株式会社によると、このリニューアルでは、新店19店の開店と19店の移転・改装が予定されており、合計38店舗が新たな顔を見せることになります。
2023年3月に「京都駅前地下街ポルタ」と「京都駅ビル専門店街ザ・キューブ」が統合されてから1周年を迎えるにあたり、このリニューアルは顧客目線でのフロアコンセプトの再構築を目指し、物販店の3割に相当する規模で実施されます。また、飲食店も含め、新たに注目の店舗が6店オープンする予定です。
特に注目されるのは、京都初となる「ティー」に特化したスターバックス(ティー&カフェ)が4月26日に東エリアに、イタリア・フィレンツェ発のバッグ・革製品ブランド「イル ビゾンテ」が5月9日に西エリアにそれぞれオープンすることです。これらの新店舗は、京都ポルタがさらに多様な顧客層を引き寄せる要素となることが期待されます。
リニューアルに伴い、新しいショップを発見し楽しめるイベントの開催も予定されており、リニューアルを記念したオープン特典も用意されています。これは、これまでのお客様への感謝と新たなお客様への期待に応えるための取り組みであり、数量限定の店舗も多数あるため、早めにチェックすることが推奨されます。
このリニューアルは、ミレニアル世代やZ世代などより幅広い層のお客様に楽しんでいただける施設への変貌を目指しています。ファッション、コスメ、食物販、飲食など、多岐にわたる38店舗が新しくなることで、京都ポルタは新たな魅力を放つことになります。
また、館内環境もリニューアルされ、南エリアの共用部には伝統ある丹後ちりめんを使用した意匠が新たに登場します。これらの取り組みにより、京都の伝統を感じながら、より明るく快適な空間でショッピングを楽しむことができるようになります。
京都ポルタのリニューアルは、商業施設が直面している現代の消費者ニーズに応え、新たな顧客層を引き寄せるための重要な一歩です。このリニューアルを通じて、京都ポルタは地域社会における商業施設としての地位をさらに固め、訪れるすべての人に新しい体験を提供することでしょう。JR西日本京都SC開発株式会社のプレスリリースから画像と施設概要を引用。
運営会社 JR西日本京都SC開発株式会社
代表取締役社長 森本 卓壽
所在地 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901番地
京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町902番地
店舗数 222店舗
延床面積 35,400㎡
ショップ面積 15,500㎡
営業時間 エリア、フロアにより異なります。
定休日 不定休