亀戸サンストリート跡地に野村不動産フラッグシップ施設誕生へ
激戦区の錦糸町・亀戸地区。同地区はアルカキット錦糸町の誕生により商業環境が大きく変化していきました。アルカキット以降、オリナス錦糸町、錦糸町パルコと複数の商業施設が誕生していく中で亀戸駅前のサンストリートはその役割を終え閉館していきました。サンストリート亀有は当時の商業施設では注目を浴びた商業施設でした。もともとはセイコーインスツルの工場だった敷地を同社が開発し15年間限定で施設建設したのですが、マーケット広場のステージでは年間通じてアイドルイベントなど多くの催事が行われ常に賑わいのある商業施設だった。
その賑わいがあるステージは現在ラゾーナ川崎プラザがそのコンセプトを引き継いだ形で毎週末イベントを行い集客に成功している。イベントの行い方を方向づけた商業施設がサンストリートとも言えるであろう。そのサンストリートの跡地に野村不動産株式会社および野村不動産コマース株式会社がKAMEIDOCLOCKカメイドクロックと言う名の商業施設を来春開業。名称はセイコーのレガシーを引き継ぐ名称となっている。サンストリートで成功したステージもカメクロステージとしてこちらも引き継ぐかたちに。
レガシーを引き継ぎながら最近流行りの大型店舗を大胆に配置するテナントミックスとなる見込み。GU,ユニクロ、スポーツDEPO、コジマ×ビック、デコホーム、TSUTAYA BOOKSTORE、SMはライフ。地域の住民に喜ばれる普段遣いのMDがぎゅっと濃縮した商業施設になりそうだ。とはいえども、東に行くとららぽーとやイオンの巨大な店舗が至近には激戦区の錦糸町の商業施設群。ステージの運用やコミュニティとの連携が鍵となるのではないでしょうか?以下、野村不動産ホールディングス株式会社のプレスリリースより施設概要と画像を引用。
KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック) 概要所在地 東京都江東区亀戸六丁目31番6号延床面積 約58,000㎡店舗数 135店舗構造・規模地上6階、地下1階 / 鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造駐車場・駐輪場駐車場:約300台(地上5階、6階) / 駐輪場:約1,200台事業主 野村不動産株式会社基本設計・監修 株式会社東急設計コンサルタント設計監理・施工 設計監理:前田建設工業株式会社一級建築士事務所 / 施工:前田建設工業株式会社竣工日・開業日 竣工日:2022年3月末(予定) / 開業日:2022年4月末頃(予定)ティザーサイト https://www.kameidoclock.jp