不二家の新展開: 伝統を受け継ぐ「Pekolicious」が創り出す新時代の幸せ
店先のFRPで作られたキャラクター人形のイメージが強いお店といえばなんでしょうか?薬局店頭のサトちゃんでしょうか?私はやはり不二家のペコちゃんです。1950年につくられたキャラクターは今年で73年もの間不二家の店頭に鎮座し顧客を迎え入れ続けています。不二家の凄みは変わらない良さと挑戦をし続ける姿勢ナノではないかと思います。
株式会社不二家は、1910年創業の老舗食品メーカーで、主に洋菓子の製造と販売を行っています。社名は創業者の藤井家と「富士山」、「不二」(二つとない存在)から来ており、シンボルマークの「F」には多くの意味が込められています。1960年代には革新的な経営管理手法を導入し、フランチャイズチェーンを展開。イメージマスコットはペコちゃんとポコちゃんで、キャッチコピーは「おいしさは、しあわせに向かう」です。
企業の歴史は長く、多くの重要な出来事が含まれています。創業者は藤井林右衛門で、初のクリスマスケーキの販売や喫茶店「ソーダ・ファウンテン」の開業が行われました。1946年に本社が東京都中央区銀座に移転し、その後も様々な新製品の開発や店舗の展開が行われました。2007年には期限切れ原材料使用問題が発生し、藤井林太郎社長が辞任。その後、山崎製パンとの資本業務提携が行われました。
不二家は長い歴史を持つ企業であり、その間に多くの製品開発とイノベーションが行われました。最近では2020年に叡王戦の主催者となり、2021年に新業態「milky70 since1951」を開店しました。そして今年新たな新業態を開発し新店を出店。不二家が新たな野心的なプロジェクトを立ち上げます。その名も「Pekolicious(ペコリシャス)」。2023年9月27日(水)10:00に大阪市阿倍野区、あべのハルカス近鉄本店 ウイング館地下2階にその門を開きます。この新しい挑戦は、不二家の長年愛されてきた「ペコちゃんのほっぺ」という商品を基軸とし、それを一段と豪華な形で再解釈するものです。
コンセプト: 世界中のほっぺを、しあわせに
新店「Pekolicious」のコンセプトは「世界中のほっぺを、しあわせに」。このコンセプトは、小さなお子様から大人まで、幅広い客層が新しい「ペコちゃんのほっぺ」商品を楽しめるよう創り出されました。「Pekolicious」は、これまでの「ペコちゃんのほっぺ」ファンはもちろん、長らくその味を忘れていた大人たちまで、新しい味わいを提供し、さらなる笑顔を引き出すことを目指します。
このブランド名は、「Peko(ペコちゃん)」と「Delicious(おいしい)」の二つの言葉を組み合わせた造語であり、それだけでなく、新しい店舗が目指すポジティブな体験と感動を象徴しています。この新しいプロジェクトは、客たちに新鮮かつエキサイティングな体験を提供することに焦点を当てています。
新店舗は、特製のクリームと新鮮なフレーバーを組み合わせた、ここでしか味わえない特別な商品を提供します。店頭仕上げによるフレッシュなフレーバーが展開され、その場で作られた「ペコちゃんのほっぺ」の新鮮な味わいを楽しめます。
この新たな取り組みを通じて、不二家は訪れるお客様がさらに幸せな笑顔を見せる空間を創出することを目指しています。そして、その幸福な瞬間は「Pekolicious」から芽生えるのです。不二家は創業110年以上の歴史を有しており、今後も進化を続けることが期待されます。以下、株式会社不二家のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗概要
<店名>
Pekolicious(ペコリシャス)
※2023年9月27日(水)10:00オープン
<住所>
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス近鉄本店 ウイング館地下2階