三井アウトレットパーク 木更津、日本初・関東唯一のブランド店舗を含む大型テナント誘致を展開
三井不動産商業マネジメント株式会社が運営する三井アウトレットパーク 木更津において、2024年10月から11月にかけて新規テナントの出店が相次いでいることが明らかになった。注目すべきは、日本初となるイタリアブランド「IL BISONTE」と関東圏唯一となる「Anker Store」のアウトレット店舗の出店である。
今回の新規出店では、10月11日に関東初進出となるAnker Storeがアーバンゾーンにオープンした。Ankerグループは充電機器のグローバル・リーディングブランド「Anker」を中心に、オーディオブランド「Soundcore」、スマートホームブランド「Eufy」、スマートプロジェクターブランド「Nebula」など、世界100カ国以上で展開する実績を持つハードウェアメーカーである。
11月2日には、日本初のアウトレット店舗となるイタリアブランド「IL BISONTE」がアーバンゾーンに出店した。同ブランドは1970年にフィレンツェで創業し、クラフトマンシップを重視したレザーバッグやアクセサリーを展開。現在はイタリアを拠点に、ニューヨーク、パリ、日本などでオンリーショップを展開している。タンニンなめしを施した良質なナチュラルレザーを使用した製品は、世界中の本物志向の消費者から支持を得ている。
さらに11月8日には、イタリア・ミラノを拠点とし、日本・イタリア・ポーランドとのコーポレートブランドとして知られる「TATRAS」が期間限定で出店。11月15日には、adidasと山本耀司のコラボレーションブランド「Y-3」の出店も予定されている。Y-3は2002年のパリコレクションでデビュー以来、スポーツとファッションの融合という独自のポジションを確立し、世界的な注目を集めている。
三井アウトレットパーク 木更津は、「BOSO CITY RESORT」をコンセプトに掲げ、海沿いの立地特性を活かしたリゾート型アウトレットモールとして展開している。東京湾アクアラインによる首都圏からのアクセスの利便性を強みとし、すべての店舗を1階建ての開放的な空間設計とすることで、快適なショッピング環境を提供している。
特筆すべきは、2025年夏に予定されている大規模な拡張計画だ。約30店舗の増床により、施設全体で約330店舗という日本最大規模のアウトレットモールへと進化する。この拡張により、より多様なブランドミックスと、さらなる集客力の向上が期待される。約6,000台収容可能な無料駐車場の完備など、大規模商業施設としてのインフラ整備も充実している。三井不動産商業マネジメント株式会社のプレスリリースから施設概要と画像を引用。
施設名称:三井アウトレットパーク 木更津
住所:千葉県木更津市金田東3-1-1 / 駐車場:約6,000台(無料)
【物販】10:00~20:00
【レストラン】11:00~21:00 ※店舗により異なります。
【フードコート】10:30~21:00 ※店舗により異なります。
【カフェ】9:30~21:00 ※店舗により異なります。
今回の新店関連画像