ラフォーレ原宿に「REZEN AXES-X」2号店 和装進化の現代形“和モード”を発信拠点に
株式会社アイジーエー(本社:福井県越前市)が展開するユニセックスブランド「REZEN AXES-X(リゼン アクシーズエックス)」が、2025年8月30日、ラフォーレ原宿に新店舗を開業した。大阪・HEP FIVEに続く2号店であり、東京・原宿という国内外のファッション感度が集まるエリアにおける発信拠点として位置付けられる。
「REZEN AXES-X」は、ブランド名に「再び」を意味する“RE”と「禅」を組み合わせた造語を掲げ、和の伝統をモダンに解釈したデザインを展開する。ロゴには蓮紋をアレンジし、性別や時代の垣根を超えたボーダーレスなスタイルを提案してきた。立ち上げ以降、独自の世界観はSNSを中心に支持を広げ、ファッションショーや音楽イベントでも注目を集めている。さらに米国・ロサンゼルスの「Anime Expo」におけるランウェイ参加では大きな反響を得ており、海外市場への認知も進んでいる。
今回のラフォーレ原宿店は、関東での拠点となるだけでなく、インバウンド需要にも対応する店舗としての役割が期待される。和傘など伝統的意匠を取り入れた内装は、単なる販売空間を超えてブランドの世界観を体感できる場として設計されている。
背景として注目すべきは、着物文化が「不変」ではなく、時代ごとに変化を重ねてきた点である。かつて身分により右前・左前の着方が異なったことや、現代の「おはしょり」が冬場に布団を着ていた生活様式の名残であることなど、和装は常に社会や暮らしに応じて進化してきた。そうした連綿とした変化の延長線上に、現代の“和モード”が存在すると捉えることができる。REZEN AXES-Xは、和の意匠を現代的に再構築することで、その進化の最新形を示す存在といえる。
商業施設の観点では、ラフォーレ原宿が持つ「個性と自己表現の集積地」としての特性と、REZEN AXES-Xが掲げるジェンダーレスかつ国際的なカルチャー性が重なる点が大きい。ファッション性と文化的背景を併せ持つブランドの進出は、館全体のテナント構成にも厚みを加える動きとなるだろう。
和とモードの融合によって新しい価値を創造するREZEN AXES-X。ラフォーレ原宿から発信されるその試みは、日本発のユニセックスファッションがどのように進化し得るのかを示す注目の事例となりそうだ。以下、同社のプレスリリースから画像を引用。