メーカーによる真面目で真摯な直営店
環境問題は人口問題であり食糧問題や経済問題でもある。それ故に環境問題だけを取り上げて解決しようとしても解決ができず近年では環境の問題を解決するためには学際的に様々な研修酒が様々なアプローチで問題を解決するようになってきている。環境問題と深い関係性があるのがメーカー。メーカーはものを作る際にどうしても環境に負荷をかけてしまうので、環境問題に対して真摯に取り組み、その姿勢を消費者やステークホルダーに表現していくのがトレンド。その中でも食品メーカーは環境問題だけではなく資源調達時に関わる人口問題や貧富の差に関する問題にも直面する。
特に皆に親しまれて愛されるチョコレートは根が深い。チョコレートの原料となるカカオの農場では児童労働が問題とされ2000年を超えてもまだ児童労働は絶えていません。しかしながらプランテーション農場の農場主はただ働かせているだけではなく、食事も教育の機会も十分に与えている農場主も居ます。それらの機会を与えられず路頭に迷う家族もいる中で彼らが行う農場経営が本当に忌み嫌われる児童労働として捉えられるべきなのか?本当に悩ましいところです。そういった非常に難しい状況のなかでも食品メーカーはチョコレートを需要がある限り作り続けるのが性。そのためにいかに自社が公平で健全にカカオを調達し、製造しているのかを世に示していかなければなりません。
例えば株式会社ロッテはチョコレート事業に携わり60年。チョコレートの原材料となるカカオ豆の調達については慎重に対応しており、持続可能なカカオ産業の実現に貢献するべく、自社独自のフェアカカオプロジェクトを立ち上げ、児童労働の撤廃と産地とのフェアな商取引により生産地支援、農家支援をおこなっている。その同社が60年におよびチョコレート事業の知見を集結させたカカオ専門店「LOTTE DO Cacao STORE」を、2022年10月29日(土)にオープンさせます。
同社は2015年からカカオの可能性を模索するプロジェクトDO Cacao PROJECTを開始。持続可能な社会形成のために、これまでカカオハスク(カカオ豆の外皮)を活用した複数の商品を開発。カカオハスクを使ったアルコール飲料の開発と販売、カカオハスクを使ったネクタイの開発と販売をおこなってきた。今回はカカオの特長を知り尽くした同社だからできるドリンクやスイーツを開発し提供。そこでしか手に入らない商品やグッズの販売を販売するとのこと。
同社のグループ会社でカカオドリンクが定評のDariKのグラインダーを用いたカカオドリンクをメイン商材に展開するとのこと。
今後は多店舗展開をするとのことなので商業施設で今後お目にかかることも増えるかもしれません。今後の同社のCSR×店舗展開に注目が集まります。以下、株式会社ロッテのプレスリリースから店舗概要と画像を引用。
所在地 :東京都渋谷区神南1-8-11 (JR渋谷駅より徒歩7分)
構造/席数 : 地上2階/席数 :15席(2階)
営業時間:11:00〜19:00(LO:18:30)
定休日なし(年末年始の休業予定あり)