メレル原宿フラッグシップ店舗オープン:アウトドアブランドの新たな拠点が革新的ショッピング体験を提供
昨今アウトドアブームが続いておりますが、アウトドアブランドというものが存在しています。最近日本で人気なのは皆さん大好きThe North Faceですが、それ以外にもたくさんあります。例えばコールマン、パタゴニア、コロンビア、LLビーン、REI、シェラデザイン、ペンフィールド。その中でもシューズに特化したブランドがあります。それがメレル。
メレルは、ミシガン州ロックフォードに本社を構える靴と衣類の製造・販売を行う企業であり、同名のブランドも運営しています。この企業は1981年にクラーク・マティス、ランディ・メレル、そしてジョン・シュバイツァーによって設立されました。設立当初、マティスとシュバイツァーは新しいハイキングブーツブランドを立ち上げるため、著名な靴職人であったメレルを招聘しました。
1987年にはカーフ社に売却され、これによりメレルの生産拠点はアメリカ国外へと移転し、企業規模も拡大しました。その後、1997年にウルヴァリン・ワールドワイド社へと売却され、メレルは軽量アウトドアシューズの開発に焦点を当てるようになりました。1998年には「ジャングルモック」というモデルが発売され、これが後に企業を代表する定番モデルとなり、2013年までに累計で1200万足以上が販売されました。
現在、メレルの製品は151ヶ国で販売されており、2010年には総売上が5億ドルを突破しました。日本におけるメレル製品の展開は、総代理店である丸紅フットウェア株式会社が担当しています。その株式会社丸紅フットウェアが今回初めて路面店でメレルの直営店をオープンするとのこと。この店舗は、表参道と明治通りが交差する神宮前交差点近く、渋谷方面へ約1分歩いた場所に位置しており、フラッグシップ店舗となるとのこと。
この新しいフラッグシップ店は、MERRELLの世界観を体感できる場として、アーバンアウトドアファッションが根付く原宿エリアに新たな顧客との接点を創出します。店舗はデジタルとリアルが融合した次世代型の直営店として、デジタル技術を積極的に導入・テストし、オンラインとオフラインの統合(OMO)を通じて利便性と快適性を追求したショッピング体験を提供します。
この3層構造の独立型店舗では、1Fと2Fに販売スペースを設け、3Fにはストックスペースがあります。1Fには165インチの超大型LEDビジョンが設置され、外を歩いていても目に入るダイナミックかつ繊細な映像で多様なコンテンツを体感できます。これにより、顧客はただのシューズ選びを超えた、ブランドの本質を感じながらのショッピング体験が得られます。さらに、階段スペースには大自然のイメージが施され、アウトドア体験を呼び起こす仕掛けが設けられています。
2Fでは、2024年3月より全製品を3Dで閲覧・ショッピング体験できるタッチパネルモニターが導入されます。これにより、顧客はMERRELLの全製品ラインアップに触れながらショッピングを楽しむことができます。さらに、2024年1月から稼働予定のブランドアプリと連動し、ポイントシステムや製品入荷の連絡など、様々なサービスを提供することで、カスタマーエクスペリエンス(CX)の向上を目指します。
また、2Fでは限定店舗でしか展開しない「MERRELL 1TRL」コレクションやアパレル&アクセサリー、さらには原宿店限定のコレクションをシーズン毎に提供し、ブランドのハイエンドな世界観を体感いただけます。
この新しい旗艦店は、国内未展開の原宿店エクスクルーシブ商品を毎シーズン提供し、ここでしか体験できないブランドエクスペリエンスを重視しています。この新店舗のオープンは、ブランド愛好者やファッションエンスージアストにとって注目すべきニュースとなるでしょう。
以下、株式会社丸紅フットウェアのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
MERRELL HARAJUKU FLAGSHIP (メレル 原宿 フラッグシップ)
正式名称:MERRELL 原宿店
住所:150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目29-5 ARビルANNEX
営業時間:11:30 – 20:00
定休日:年末年始、不定休
電話:080-2234-2537
店舗面積:85.02 平方メートル