ペリエ千葉、秋の新店舗オープンで施設の魅力向上 – 千葉県初のRIMなど6ショップが登場
JR東日本グループの株式会社千葉ステーションビルが運営する「ペリエ千葉」が、この秋、最新トレンドを体感できる6つの新店舗をオープンする。「FEELS LIKE AUTUMN~この秋、心も装いも新しく~」をテーマに、多世代のニーズに応える多彩なショップが登場し、施設の魅力をさらに高める。
千葉ステーションビルは、千葉県内で「ペリエ」(PeRIe)をはじめとする駅ビル・駅ナカ商業施設の運営・管理を行う企業だ。JR東日本千葉支社管内の京葉線の駅業務を受託する鉄道業務受託事業者としても知られている。
今回の新店舗展開の注目点は、9月20日にオープンする千葉県初出店のJINS姉妹ブランド「RIM(リム)」だ。次世代ファッションゾーン「ストリート2」に登場し、トレンド性の高いメガネを提供する。高品質の薄型非球面レンズ込みで6,600円(税込)からという価格設定も魅力的だ。オープン特典として、カラーレンズ購入時の20%オフや、オリジナルセリートのプレゼントなども用意されている。
10月5日には、イタリア・フィレンツェ発祥のレザーブランド「IL BISONTE(イル ビゾンテ)」が千葉市に初出店する。本館3Fのエントランスゾーンに位置し、良質なナチュラルレザーを使用した製品を展開。職人によるハンドメイドの温もりある製品は、エイジングを楽しめる点で世界中のファンから支持を得ている。
その他、9月25日には複合型ストア「SUIT SQUARE(スーツスクエア)」が千葉市初出店。メンズ・レディスのビジネスウェアを幅広く取り扱い、リアルとオンラインショッピングを連動させた「デジラボ」サービスで新しい買い物体験を提供する。
レディスファッションでは、9月13日に「MAJESTIC LEGON(マジェスティックレゴン)」が出店。トレンドを取り入れたフェミニンなアイテムを展開し、オープン特典として人気の「ロマンティックリボンニット」の先行販売も実施する。9月25日には「le.coeur blanc(ルクールブラン)」がオープンし、フレンチテイストをベースにした女性らしいアイテムを提供する。
食の分野では、9月6日に惣菜店「いい菜&ゼスト +(イイナアンドゼスト プラス)」がペリエに初出店。日常に少しの贅沢を加える品揃えで、特にオリジナルブランド「鎌倉ハム」に注目が集まっている。
これらの新店舗の登場により、ペリエ千葉は地域の人々が日常的に立ち寄り、最新のトレンドを体感できる場所としてさらなる進化を遂げる。商業施設運営者にとっては、多様な業態を組み合わせることで集客力を高め、顧客満足度の向上につなげる戦略として注目に値する。また、地元初出店や県内初出店のブランドを誘致することで、施設の差別化にも成功している点が評価できる。
千葉ステーションビルは、2002年に総武ステーション開発株式会社を合併し、2009年には京葉企画開発株式会社から駅ビル運営事業を譲受するなど、千葉県内での駅商業施設運営を着実に拡大してきた。今回のペリエ千葉の新店舗展開は、同社の地域密着型経営戦略の一環として位置づけられる。
ペリエ千葉の今回の取り組みは、駅直結型商業施設の新たな可能性を示すものとして、業界内で注目を集めそうだ。JR東日本グループの一員として、鉄道事業との連携を活かしながら、今後も顧客ニーズの変化に柔軟に対応し、地域に根ざした商業施設としての価値を高めていくことが期待される。株式会社千葉ステーションビルのプレスリリースから画像を引用。