フォーティセブンの新店がみなとみらいに出店
ベースボールキャップはいつの時代もファッションアイテムとして愛され続けているアイテム。このベースボールキャップの歴史は意外と浅く1860年頃アメリカのブルックリン・エクセルシオールズがかぶりはじめた、丸いトップにボタンが付いており長いつばがついた帽子が、ベースボールキャップの始まりと言われています。 この帽子は1900年頃に流行し、当時は「ブルックリンスタイル」と名付けられていました。今やベースボールキャップという名称で愛されています。
ベースボールキャップはメジャーリーグベースボールと切っても切り離されない関係性があります。日本で見かけるアメリカメジャーリーグベースボールのキャップは公式試合で使用されているニューエラが最も知名度が高いのですが、メジャーリーグベースボールの公式商品供給業者は他にも存在しています。今回ご紹介するのが47(フォーティセブン)。1938年にディアンジェロ一家の双子兄弟がイタリアからアメリカ・ボストンへ移住。ボストンを拠点とする球団、レッドソックスが1946年にリーグ優勝を果たしたのを見て、翌年47年に帽子を中心に、ユニフォームやペナントなど様々な野球グッズの販売を開始。それにちなんでブランド名がフォーティセブンとされたとのこと。
ニューエラよりも帽子のつばは短めで被った感じも浅めということもあり、きれいめのアメカジファッションとの相性がいいことから数年前から日本のセレクトショップでも見かけるアイテムになっていました。そのフォーティセブンを日本国内で展開するのが株式会社 OSM International。同社は国内でも珍しいスポーツマーケティング会社。プロ野球やJリーグなどの日本のプロスポーツチームに対して、グッズを企画、製造、販売をおこなう企業。その株式会社 OSM Internationalが昨年9月に二子玉ライズS.C.にフォーティセブントウキョウという名称でフォーティセブンの専門店をオープン。今回は2号店となる店舗をMARK ISみなとみらいにオープンする。
内装イメージは、1号店の二子玉ライズ店と同様ボストンの街並みからインスピレーションを受けながらも、茶色のレンガ・ネイビー・グリーン・レッドなどのカラーが基調であった’47 Tokyoのクラシカルなイメージに対し、港のオープンレストランのような、グレイッシュでモダンな雰囲気を演出したとのこと。帽子というワンアイテムしかもキャップオンリーの店舗となると広がりがなくなかなか店舗運営が難しいそうだが、限定ワッペン圧着によるオリジナルキャップ発売などを通じてファンを獲得していきそうだ。今後の展開にも注目が集まる。以下、株式会社 OSM Internationalのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
新店情報
2023年7月21日(金)グランドオープン!
’47 Yokohama-Minatomirai (日本国内2号店)
場所:MARK IS みなとみらい 2F
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目5番1号